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あいこは週末には、祖父・惣一が入院していて、母あつこが勤めている大阪の老人介護施設へと、身の回りの世話を手伝いに通っていた。だが、かたくなに惣一はあいこに対して一言もしゃべってはくれない。 |
しかし、どれみたちが心配になり様子を見に駆けつけた日、惣一は初めてあいこに口を開いた。それがきっかけとなり、あいこは、お婆ちゃんの分も孝行したいというあつこのこと、怖かった惣一への思いが変わったことなど自分の胸の内を語る。 |
翌日、あつこのアパートに泊まったどれみたちが、再び施設を訪れると、父・幸治があつことの再婚を惣一に許してもらうためにやってきた。あいこと幸治の必死の願いに、とうとう惣一も心を動かした。 |
あいこの卒業を待って、家族そろって大阪に住むことになった妹尾家。しかし、その代償にあいこはどれみたちと離れ離れになってしまう。親友たちとの別れを悲しむあいこ。同様に悲しいどれみたちであったが、あいこの幸せを願い、心から祝福してあげるのであった。 |