エピソード

第 46 話 エースとレジーナ!誕生の真実!

2014/01/05放送
脚本:米村正二 演出:門由利子/岩井隆央 作画:上野ケン 美術:田中美紀

レジーナと亜久里はアン王女から生まれた光と影。決して相容れない存在である。その真実をエターナルゴールデンクラウンに刻まれた王国の記憶でレジーナに見せるという亜久里に、マナたちも見せて欲しい、と全員で王国の記憶へ向かいます。たどり着いたのはアン王女が生まれた日。王女を生んだその日に母である女王が亡くなり、そんな母の分まで強く生きよ、と深く深く王女を愛する王様の姿がそこにはありました。
国王の深い愛に育まれて、すくすくと幸せに成長したアン王女でしたが、ある日、謎の病に倒れてしまいます。なんとか手を尽くす王様やお医者さんたちでしたが、どうにもできません。まさに王女の命が消えようというその時、世界中のあらゆる知識が詰め込まれたエターナルゴールデンクラウンの力を借りれば治せるかもしれないことを知ります。しかしその冠はかつて伝説の戦士プリキュアが闇を封じた封印になっており、その力を使えば闇を解き放ってしまうことに。王様の決断は……。
その夜、王様はひとり、冠の前に立っていました。これを使えば王女が助かる。でもそうしたらこの世に闇が解き放たれ、人々の平和が奪われる。しかし、世界を滅ぼしたとしても王女を助けたいと願った王様は冠を手にして封印を解き、王女の病気を治します。しかし解き放たれた闇は自分勝手な想いに囚われた王様の体に入り込み、ジャネジーに支配された王様はキングジコチューと化してトランプ王国を襲い、病気が治った王女は父親と戦うことになってしまいます。激闘の末、キングジコチューを石化し、逃げたアン王女の前にベールが現れ、民の為なのに父を倒せないのは自分勝手だからだ、と指摘するのでした。
このままでは自分もジコチューになってしまうと案じた王女は自分のプシュケーを取り出し、父から受け取った愛である黒い部分と、世界の人々の笑顔を守る愛であるピュアな部分の2つに分けます。表裏一体の2つの愛のどちらも選べないからこそ、この2つから生まれる存在の戦いに託す、と2つのプシュケーを放った王女。そこからレジーナと亜久里は生まれ、王女は卵となってアイちゃんへと生まれ変わったのです。その真実に衝撃を受けるマナたちでしたが、それでも2人には戦ってほしくないと告げます。しかしレジーナはパパの愛を感じ、最後までキングジコチューの元で戦うと宣言。その時、キングジコチューが完全復活。人間界へと向かいます。プリキュアたちは世界を守るためにそんなキングジコチューとレジーナの前へ――!

©ABC・東映アニメーション

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