エピソード

第 4 話 お断りしますわ!私、プリキュアになりません!!

2013/02/24放送
脚本:山口亮太 演出:田中裕太 作画:伊藤智子 美術:田中美紀

ありすの家で紅茶を飲むマナと六花。「話って何?」と聞くと、ありすは「それはもちろんプリキュアのことです」といいます。どうしてプリキュアのことを知っているの!?とあせるマナたちでしたが、それはマナが初めて変身をしたクローバータワーの防犯カメラの映像でありすは知ったのでした。さらに行方不明になっていたランスも偶然にありすと出会って、彼女の下にいたことがわかり、もはやプリキュアのことを隠すことは出来ない状況に。するとありすは言うのです。「私にマナちゃんたちをプロデュースさせて下さいな」と。
プリキュアが増えたことに腹を立たせるイーラに「早めに滅ぼした方がいい」とベール。どうなる…!?プリキュア!そんな頃、ジコチューの闇の鼓動をキャッチして現場へ急行したマナと六花は音もれジコチューと戦闘を開始します。その姿にランスは「僕たちも戦おう」とありすに声をかけますが、ありすは紅茶を飲みながら的確な指示を出してプリキュアをジコチュー浄化へ導きます。「プロデューサーとしてサポートする」と言うありすに「プリキュアになって」と迫るランス。しかしありすはその申し出を断るのでした。
ありすがプリキュアにならない理由。それは小学生の頃。いじめっこからありすを助けるマナに仕返しするためにお兄ちゃんを連れてきたいじめっこたちは、マナを悪口で傷つけて泣かせてしまいます。それを見たありすは怒り心頭。いじめっこを武術でやっつけてしまったのです。そんなありすは、プリキュアになればまた誰かを傷つけるかも、と恐れていました。そのありすの背中を執事は「時には素直になって欲しい」と押します。さらにおじい様の「力はおのれの愛する者を守るためのもの」という言葉を思い出したありすはマナたちの下へと駆けだしました。
ラジカセ型のジコチューが暴れるところへ到着したキュアハートとキュアダイヤモンド。しかしなかなかうまく攻撃ができません。そこへありすがランスと共に登場。「陽だまりポカポカ!キュアロゼッタ!」と変身。「世界を制するのは愛だけです。さぁ、あなたも私と愛を育んで下さいな♪」とポーズを決めて、小さい頃に習っていた柔道技でジコチューを投げ飛ばして形勢逆転します。力を合わせてジコチューを浄化した3人。「あとはここにキュアソードがいれば…」の言葉にありすが思い出したように言います。防犯カメラにもう1人映っていた、と。それはあのアイドルの……!?

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