エピソード

第 24 話 衝撃!まこぴーアイドル引退宣言!

2013/07/14放送
脚本:成田良美 演出:池田洋子 作画:赤田信人 美術:斉藤 優

真琴のドームコンサートのチケットは完売。相変わらずの大人気。しかし真琴は悩んでいました。王女様を探すために歌ってきたけれど、結局役には立たなかった、と。それでも今は大勢のファンが真琴の歌を楽しみにしているとダヴィが言いますが、真琴は考え込んだままです。そんなある日、マナたちがキュアエースの話をしていると、なんと本人がやってきます。円亜久里(まどかあぐり)と名前を名乗った彼女はなんと小学4年生!驚くマナたち。みんなと一緒にティータイムに参加した亜久里は、テレビで聴いた真琴の歌にがっかりしたと話します。
真琴の歌からはひとかけらの愛も感じなかったという亜久里。感じたのは迷いだという言葉に真琴はハッとします。プロとして恥ずかしくないのかと責める亜久里の言葉に落ち込む真琴は、今度のコンサートで引退すると言いだします。歌をやめるという真琴を何とか歌わせようとあの手この手で歌う環境を作るマナたちでしたが、全て失敗。真琴が楽しそうに歌っているところを見ると心が温かくなって幸せな気持ちになると話すマナでしたが、真琴は「楽しんでる場合じゃない」と自分を追い込んでいってしまいます。
コンサート当日。元気がなく、なかなか会場に行くことができない真琴の姿が公園にありました。しかしそのとき会場にはジコチューが現れ大騒動。プリキュアも駆けつけますが、なかなか倒せません。そこへ到着した真琴はアイちゃんから新たなラビーズと受け取りますが、それによって真琴は王女様と話が出来たのです。真琴の歌と気持ちは王女様に届いていて、その歌を聴いて王女様が励まされていたことを知る真琴。これからは自分のために歌って欲しいと王女様に言われた真琴は、改めて大好きな歌を歌っていくことを決意するのでした。
みんなが楽しく歌う真琴の歌が大好きだからこそ歌って欲しいんだと話すダビィを抱きしめて「歌いたい」と涙する真琴は、コンサート会場を守ろうと奮闘するプリキュアたちの元へ駆けつけます。迷いをふっ切ったソードの強さに、やってきた亜久里も「愛に目覚めたようですね」と笑みを浮かべ、プリキュア5つの誓いのうちまた新たな「一つ。大好きなことをひたむきに続けること」を教わりました。キュアエースも加わったプリキュアはジコチューを浄化。そして真琴のコンサートも大成功に終わったのでした。

©ABC・東映アニメーション

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