そんなタカトたちの学校では最近ある不思議な事件が起きていた。校庭に石灰で描かれた不思議なラクガキ。犯人不明のその事件は怪談めいた尾ひれをつけて生徒たちの間に広がっていく。おまけに先日のギルモンのイタズラまで同じ犯人のしわざだとウワサされてタカトも気が気じゃない。 だが次の日曜日、犯人は意外な形で判明する。ウサギ小屋の当番で学校に来たタカトが校庭のスミで見つけたのは……クルモン! 実はあのラクガキは、クルモンが子供たちといっしょに遊びたくてサッカーのをラインをマネして引いたものだったのだ。 ジェンリャと相談してクルモンにふさわしいパートナーを見つけてあげることにしたタカト。知り合いの中から候補を探し始めるのだけど、でもみんな一長一短でなかなか決められない。 はたしてタカトたちは無事にクルモンにピッタリのパートナーを見つけてあげることが出来るのだろうか? さらにタカトにないしょで遊びに出たクルモンとギルモンの前に新しいデジモンまで現れて……!? 「線をいっぱい引くでくる~。そしたらみんな来るでくる~」
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