セントガルゴモンの攻撃ももろともせず、瓦礫の山の内部から、真っ赤な光が四方に漏れ、スーツェーモンが不死鳥ののように現れた。不死身な姿に言葉をなくす一同。しかし戦うしかない。精一杯の進化で再び攻撃するが、かわすのがやっとだ。もはやどうしようもないのか。すると上空の厚い雲が光り、雷がやりのように飛出し,離れたところに落下。雲の中から現れたのは、巨大な、あまりにも巨大な、青い瀧、四聖獣チンロンモンだった。 タカトたちはチンロンモンから衝撃の事実を聞かされる・・・・。 ーーー白虎門ーーー そこは山水画のような世界。サイバードラモンがリョウを抱いて、滝のそばの岩を飛び跳ねて登っている。サイバードラモンはかなり強い気配を感じ、それに向かい進む。そこには四聖獣の一体、シェンウーモンがいた。シェンウーモンは四聖獣バイフーモンの留守を預かるということだ。そして、サイバードラモンが感じた強い気配はシェンウーモンではなく、その背後の谷底から感じられる。バイフーモンと何かが熾烈な戦いを広げているらしい。谷底で得体の知れない何かが起こっているようだった。
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