南大門から、アーチ状の無数の門が一直線に遥か彼方へと続いている。タカトたちは博和、健太、ガードロモン、小春を残し、スーツェーモンの居る朱雀門へと向かう。 朱雀門内にてすさまじい「怒り」の気を感じ、グラウモンは歯を剥き出しにして唸り、キュウビモンの毛は総毛立つ。大地震のような振動とともに巨大な鳥の姿のデジモンスーツェーモンの巨大なシルエットが現れる。四聖獣・スーツェーモンだ。そのあまりの大きさにあぜんとする一同。クルモンを返すように言うタカトたちだったが、クルモンはもともとこの場所のものだという。 攻撃に転ずるタカトたち。だが巨大なスーツェーモンはびくともしない。それどころかスーツェーモンの一撃で、みな吹っ飛ばされてしまった。スーツェーモンの業火は、デジモンのみならず、留姫たちにまで襲い掛かる。自らが盾になり子供たちを守るデジモンたち。ダメージを受け、起き上がれないメガログラウモンとタオモン。が、ラピッドモンはボロボロながらも気力を振り絞って立ち向かう!。
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