人間なんかに可愛がられて喜んでるんじゃねえ! 街で女の子たちに囲まれていたクルモンを見ていつものように憎まれ口をたたくインプモン。だが火の玉で女の子たちを追い払って上機嫌のインプモンの耳に、突然低い笑い声が響く。 直感的にバカにされたことを感じ、発生したデジタルフィールドに飛び込むインプモン。そこでインプモンを待っていたのは新たなデーヴァ・インダラモンだった。インダラモンは強がるインプモンを余裕で見下ろしながら、さらに衝撃的な言葉を突きつける。インプモンも他のデジモンと同類、しょせんは人間に飼いならされたデジモンだと……。 ルキとレナモンの登場で対決は避けられたものの、インダラモンの言葉はインプモンに大きなショックを与えた。やり場のない怒りを発散するように、街中で好き放題に暴走するインプモン。そしてついには警察までが出動する騒ぎに……。 傷つけられたプライド。インプモンが必死に隠し続ける過去とは、はたして!? インプモンがインプモンであるために、今たったひとりの無謀な戦いが始まる……!! 「これはオレの戦いなんだ。手を出すなよ」
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