学校帰りのタカトとジェンを待ち受けるサングラスの男……ガード下の戦いを目撃したのはネットワーク管理局の山木だった。タカトとジェンに危険な遊びをやめるように忠告する山木。その場はそれだけですんだものの、山木の言葉はタカトたちに不吉な予感を残した。 一方もう1人のテイマー・ルキは依然として気持ちの整理をつけられずにいた。離れていてもレナモンのことが気になる。それなのにいざとなるとすぐそこにレナモンがいることがわかっていても声をかけることさえできない。 わりきれない想いを抱えているのはレナモンもまた同じだった。ルキを失った空白を埋めようとするかのように、自らの強さを証明するためのバトルを繰り返すレナモン。だがそんなレナモンの姿を見たルキは、1人で戦えるレナモンに自分は不要だと感じて再び背を向けてしまう。 お互いを思いながらもすれちがうルキとレナモン。2人はもうパートナーにもどることはできないのだろうか!? そしてタカトたちに接触を始めた山木の真意とは? それぞれの運命が大きく動き出す……!! 「レナモンはあたしがいなくても強い、あたしがいなくても勝てるんだ……」
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