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第 7 話 『 トーマの休日 爆裂ボンバーナニモン 』 2006/05/14
脚本 大和屋暁  演出 中尾幸彦  作画監督 信実節子  美術監督 清水哲弘

マサルがトーマに頭を下げた!! これにはきっと裏がある…誰もが解る、魂胆ミエミエの不気味な態度。その理由は、マサルの妹「知香」にあった。実は明日は知香の誕生日なのだが、追試で一緒にいることが出来なくなってしまい、父親代わりの出来る相手として、トーマに「一日だけ家族になって欲しい」と頼んだのである。最初は乗り気ではなかったものの、家族に特別な想い入れがあるトーマは快く引き受けることにしたが…。
「華麗なる誕生日計画」…そう命名し、入念に誕生日プランを構築したトーマ。「これなら絶対に知香ちゃんに喜んでもらえる」…自信を持って大門家を訪ねたものの、実際は最初から狂いっぱなしだった。ホテルのラウンジへ行くつもりが、「ゲームセンターに行きたい」と言われ、フレンチレストランへ行くつもりがお好み焼き屋に変更になり…。計画も予約もすっかり水の泡、トーマは知香のペースに巻き込まれていた。
だがそんな体験も、トーマには新鮮なものばかりだった。普段は接することがない「庶民」の生活。それは軽いカルチャーショックと共に、彼に新たな感動をもたらす。そんな中、一同は知香の「花火が見たい」というリクエストに応え、遊園地に向かうことになった。そこでトーマが思い出すのは、母と過ごした幼い頃の記憶。そう言えば、「家族」と共に過ごした楽しい時間は、あの時以来だったな…。思わず感傷に浸ってしまう。
そんな楽しい雰囲気も、ボンバーナニモンの出現で一転!! 大パニックになってしまった!! だが知香たちを逃がしたトーマが、ガオモンと共に対抗したお陰で撃破。事態の収集に成功する。しかも、ボンバーナニモンが抱えていた爆弾で盛大な花火を上げて…。こうして知香の誕生日を無事に終えたトーマは、マサルを加えた大門家の食卓に招待され、充実した休日を過ごすことが出来たのだった。

©本郷あきよし・東映アニメーション ©BANDAI ©本郷あきよし・東映アニメーション・フジテレビ