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第 46 話 『 衝撃! バンチョーレオモンの真実 』 2007/03/11
脚本 山口亮太  演出 佐々木憲世  作画監督 清山滋崇  美術監督 渡辺佳人

人間界に落下しようとしていたデジタルワールドを、我が身を投げ出して支えていたバンチョーレオモン。人間界にやって来たクレニアムモンは、そんな彼と入れ替わると、すぐにデジタルワールドへ行くよう伝えた。すべては、どんな犠牲にも非情であり続けるイグドラシルへの不信感から…。だからこそバンチョーレオモンに人間界とデジタルワールドの存亡を託し、成り行きを見守ろうとしたのである。
イグドラシルと対決していたマサルの前に、さっそうと現れたバンチョーレオモン。彼は告げた。自分こそ、マサルの父『大門スグル』だと…。思い起こせば、発端はスグルがイグドラシルを求めて旅立った時の事…。彼はバンチョーレオモンと出逢い、拳で語り合うことで意気投合したのだった。そして二人三脚で旅を続け、とうとうイグドラシルと、彼に仕えるクレニアムモンに遭遇する事になる。スグルが求めるのは、人間とデジモンの友好関係…。
しかしスグルは、倉田博士がデジタルワールドに侵攻した事件がきっかけで、『憎き人間』の烙印を押されてしまった。囚われた彼は死刑を受け入れる事で友好を訴えるものの、メルクリモンが倉田に倒されると、もはや弁解できない立場にまで追い込まれてしまう…。自分たち人間を信じてもらいたい。息子であるマサルに、もう一度逢いたい…。絶望の淵に立たされたスグルの姿に心動かされたバンチョーレオモンは、そこで密かにある決意を固める。
スグルを救うには、彼の命を肉体から分離させ、自分の肉体に宿らせるしかない…!! こうしてバンチョーレオモンの肉体には、彼とスグルの魂が宿る事になるのだった。そして今、マサルたちの前には父の姿をしたイグドラシルが立ちふさがっている!! マサルは、イグドラシルに飛びついたスグル(バンチョーレオモン)の指示で、決着をつけるための一撃を炸裂!! 父を犠牲にしなければならない哀しさと、二つの世界を救う使命感の間で板ばさみになりながら、ついにイグドラシルを撃破した。だが、その時…!!

©本郷あきよし・東映アニメーション ©BANDAI ©本郷あきよし・東映アニメーション・フジテレビ