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第 44 話 『 砕け! クレニアムモンの最強の盾 』 2007/02/25
脚本 大和屋暁  演出 門田英彦  作画監督 中条久美  美術監督 渡辺佳人

デジモンの神『イグドラシル』を名乗り、人間界への攻撃をロイヤルナイツに指示した大門スグル博士。マサルはそんな父の真意を確かめるべく、パートナーのアグモン、そしてデジタルワールドで再会したゴツモンを伴い、父がいる世界樹をめざした。そんな中、彼らの前に、ロイヤルナイツのひとり『クレニアムモン』が立ちはだかる!! イグドラシルから与えられたという最強の槍『クラウ・ソラス』。そして最強の盾『アヴァロン』の前にマサルは…!?
「もし人間に可能性があると言うなら…最強の槍をくぐり抜け、この最強の盾、見事打ち砕いてみせろ!!」…ついに始まった、マサル&シャイングレイモン対クレニアムモンの戦い。だが、シャイングレイモンの究極体のパワーでも、最強の盾の前では無力!! 無双の剣『ジオグレイソード』をもってしてもキズひとつ与えられなかった!! そればかりか、逆にジオグレイソードを粉々に砕かれてしまう…。だが負けない…絶対に諦めない!!
「心が折れない限り、負けじゃない!!」…どんなにダメージを与えられても、決して諦めることなく立ち向かうマサル&シャイングレイモン。彼らはバーストモードを発動し、何度も、何度も立ち向かった。「まずは、あの盾を砕く!!」…それは、マサルとシャイングレイモンの意地。涼しい顔で攻撃を受け流すクレニアムモンの、自信に満ちた鼻をヘシ折るまで諦めない意地だ!! そこへ、思わぬ助っ人が駆けつけた!!
駆けつけたのは、マサルを追って来たトーマやヨシノ、イクトたちだった!! 彼らもまたバーストモードを発動させると、マサル&シャイングレイモンに加勢。バーストモードの四重奏で、クレニアムモンの最強の盾を砕こうと、一点集中攻撃を展開した。その意地はついに最強の盾を貫き、粉々に砕く!! 瞬間、クレニアムモンは自らの敗北を認め、マサルたちに道を譲るのだった。彼もまたバンチョーレオモンと同様に、マサルたちに『可能性』を見出したのである。

©本郷あきよし・東映アニメーション ©BANDAI ©本郷あきよし・東映アニメーション・フジテレビ