ついに現れた最強の敵・ピエモン。その実力は底知れず、ウォーグレイモンの渾身の攻撃さえよせつけない。圧倒的な力の差を見せつけられてもなお、悲壮な決意を胸にひとり戦い続ける太一。しかし勝敗のカギを握るヤマトは……。 自らを見つめ直すために仲間の元を離れたヤマト。だが苦悩の果てにヤマトが得たものは、何も出来ない自分に対するさらなる嫌悪感でしかなかった。絶望。孤独。負の感情に心を支配されたヤマトを、じわじわと闇が包み込んでいく……!! はたしてヤマトは闇を振り払い、再び立ち上がることができるのだろうか? そしてピエモンとの対決の行方は……?! 「……俺がいるでしょ?! 俺がヤマトを必要としているみたいに、ヤマトも俺を必要としてくれよ!」
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