第 70 話 2004/08/22 絶体絶命!立ちふさがる四天王

脚本
山田隆司
演出
今沢哲男
作画監督
八島善孝
美術監督
徳重 賢

ゾフィスの攻撃によって崩壊していく階段。下は灼熱のマグマ…!絶体絶命と思われたその時、「作戦Eだ!!!」というナゾナゾ博士の一言で、一同は互いに頷きあい、連携し始める!清麿&ガッシュとサンビーム&ウマゴン組、恵&ティオとリィエン&ウォンレイ組、フォルゴレ&キャンチョメとナゾナゾ博士&キッド組の3つに分かれ、なんとかそれそれ違う通路入口に辿り着き難を逃れたのだった。バラバラにされたとしても最低二組になって行動する…それが非常事態に備えての作戦E。しかしそれぞれの行く手には、四天王と呼ばれる魔物達が待ち構えているのだった…!

清麿達の前に現れたのは空中に浮くヒトデ達。ビームを放ち、動きも素早い。しかも魔物本体は見当たらず、本の持ち主さえいない…戸惑うガッシュ達。サンビームは混乱するウマゴンをなだめながら清麿に言う。「こんな時こそ、君の頭脳が必要だ」その言葉で冷静さを取り戻した清麿はどうにか活路を見いだそうとする。皆思いは同じ!先に進まねばならないのだ!そしてナゾナゾ博士達の前に現れたのは、巨大な椅子に座ったままぐるぐる回っているベルギムE・O。回転し続ける彼にビビりまくるフォルゴレとキャンチョメ、キッド。博士も今までとは一味違う魔物に、戸惑いを隠せないでいた。

そんな時、フォルゴレが無謀にも一人で敵に向かって行き、「そこを通して下さーい」とお願いする。ズッコケる一同だったが、ベルギムE・Oは意外にも自分を楽しませることが出来たら通しても良いという。「ただし、つまらなかったら殺ーす!」フォルゴレは命をかけた芸を成功させなければならないのだった…!一方、ウォンレイとティオ達の前に現れたツァオロン。一見無防備に構えているようだが全く隙が無く、一歩でも彼の攻撃範囲に入れば一撃が来る。それを感じ取ったウォンレイとリィエンは恵達を一歩下がらせるのだった。

しかし「睨めっこは性に合わないのでな!」とツァオロンが先制攻撃を開始!ウォンレイがツァオロンの相手をしている間に、心を操られている人間なら自分だけでも倒せるはず、と本の使い手に向かっていくリィエン。しかし、リィエンの攻撃を全て受け止めるパートナー。彼の名は玄宗。「俺はゾフィスに心を操られていねえだけだ」強い相手と戦うためだけにこの千年前の魔物の戦いに参加したという玄宗。彼自身もまた中国拳法の達人であり、その強さは素手でセウシルにヒビを入れる程!!無茶苦茶な強さの玄宗、そしてその魔物ツァオロン。「この人達…強すぎる!!!」