第 17 話 2003/08/03 清麿のカレーな夏休み

脚本
大和屋暁
演出
地岡公俊
作画監督
山室直儀
美術監督
渡辺佳人

いよいよ夏休みが始まる。魔物との戦い等で、このところ忙しかった清麿はすっかり忘れていたのだが、クラスの友人達と遊ぶ約束をしていた。しかし明後日は林間学校。その次の日からは父のいるイギリスに行くことになってい る。イギリスではロブノスの言っていた「ガッシュに似た奴」の事やガッシュの記憶について調べなければならないので戻ってくるのは二学期。そのため、友人達との約束は明日一日ですべてやらなくてはならないのだった。

ガッシュも清麿と遊びたくて早く終わらせようと大ハリキ リ!!清麿について行き、見事・大活躍?のガッシュであった。野球に虫取り、魚釣り。1000点先取の卓球対決、ツチノコ探しとUFO呼び出し・・・。ボロボロになりながらも全てをクリアする清麿。やっとのことで約束を果たしたと思ったら、翌朝すぐに林間学校へ。面倒事はごめんだとガッシュを家に置いてきたつもりの清麿だったが、ガッシュは凄まじい執念でついて行くのだった。

林間学校では、清麿はカレーを作る係。何か皆に期待の目を向けられていると思ったら、同じ係りの鈴芽によって包丁も持った事のない清麿がいつの間にかカレー作りの天才という事にされていた・・・。その噂で校長先生まで呼ばれてきているではないか。「やるしかないのか・・・?」ガッシュも乱入し、皆の痛い視線を尻目にハッタリと勢いに任せて出来たカレーは・・・大災害を引き起こして幕を閉じた。

落ち込んでいる清麿に、クラスの皆は一緒に遊ぼうと笑顔で迎える。きのこ狩りや川遊び、夜にはお約束のきもだめ し。一日中遊び倒した清麿は、バンガローでぐったりとしていた。ガッシュはゆっくり休めと声をかけるが、それでも動こうとする清麿。「こんな楽しい夏休み・・・ムダに過せるかって」ちょっと前までは友達がいなかった清麿にとっては、初めての友人達との楽しい夏休み。そんな大切な夏休みを満喫して、清麿とガッシュはイギリスへと旅立つのだった。