第 132 話 2005/11/13 胃の中の試練 難問突破 ティンティンチャンス

脚本
大和屋暁
演出
古賀豪
作画監督
清山滋崇
美術監督
渡辺佳人

「リィエンたちを助け、ファウードを魔界に戻す方法を探してみせる!!」…ガッシュの下した決断に、清麿たちは大賛成した。そしてその方法を見つけるべく、新たな仲間「アリシエ」や「リーヤ」と共にファウードの体内への侵入を試みる。もともとアリシエは、ファウード復活を目論むリオウに集められた魔物とそのパートナーのひとり。しかし復活に必要な力が集まるまで待たされていたらしく、その間にいつかリオウに反旗を翻そうと情報を集めていたのである。そのため、清麿たちにとって今は彼だけが頼りだった。

ファウードの口から侵入した清麿たちは、それがすでにいつでも動ける状態にあることを思い知らされた。力強く脈打つ鼓動、精気を取り戻した内臓…封印さえ解ければ、こいつはいつでも暴れることができる…。トラップがすでに作動していることをアリシエから知らされた清麿たちは、その様子に気を引き締めながら力強い一歩を踏み出すのだった。ここから先は、アリシエでも知らない未知の空間。果たしてどんな敵、どんなトラップが待ち受けるのか…!? そんな一同に、さっそく最初のトラップが襲い掛かる!!

清麿たちの前に立ちはだかったのは、ファウードの守護者を名乗る「ウンコティンティン」だった!! アリシエの機転で自分たちが敵ではないことを納得させることに成功した清麿たちだが、そう簡単に道を譲ってくれる程生やさしい相手ではない。そのため一同は、「バカは許さない」と断言するティンティンの試練を受けざるを得なくなる。その試練とは、ヤツの問題に答えること。だが簡単すぎるほど簡単な問題に、一同は苦もなく次々とクリア。多少ティンティンのいい加減な性格に振り回されつつも、胃のエリアを突破する。

次に一同が到着したのは小腸エリアだった。ここで巨大なトゲつき鉄球に追われるハメになった一同は、これから先にも数々の困難が待ち受けることを痛感させられながらトラップの突破を試みる。一方、リオウと参謀役のザルチムは、清麿たちがファウードに侵入したことにようやく気付いていた。そこで、清麿たちにうってつけの相手を刺客として差し向けようとする。その相手とはウォンレイ!! ザルチムは彼を清麿たちにぶつけることで、アリシエと魔物のパートナー「リーヤ」を連れ去ろうと画策していたのだ…。