第 127 話 2005/10/09 ファウード到着! 決死の突入 待っていた刺客

脚本
隅沢克之
演出
佐々木憲世
作画監督
浅沼昭弘
美術監督
渡辺佳人

清麿&ガッシュの呼びかけに応じて集まってきた仲間たち。恵&ティオ、サンビーム&ウマゴン、フォルゴレ&キャンチョメ、エル&モモン、アポロ。彼らの目的は、魔界の建造物「ファウード」を探し出すこと、そして敵「リオウ」に従わされているリィエン&ウォンレイを救出することにある。リオウがリィエンにかけた呪いのタイムリミットは、あと3日…。しかしキャンチョメの発言で、ファウードが山より大きな魔物だと気付かされた一同は、強いショックを受けてすっかり萎縮してしまっていた…。

恵たちが清麿の説得でどうにか気分を持ち直そうとしていた頃、同じようにファウードをめざしていた魔物「ゼオン」は、そのパートナー「デュフォー」にファウードの正体を打ち明けていた。ゼオンが魔界で見た本によると、ファウードの正式名称は「魔法巨兵ファウード」。あまりに強力で凶悪なパワーを持つため、魔界の極地に封印されていたものらしい。その誕生の秘密はゼオンでも知らないものの、ファウードは何者かに操られていたこともあり、それ故に「作られた魔物」とも言われていた。だから皆、そのパワーを欲しがり、密かに争奪戦を行なっていたのだった。

その頃、ファウードの中で暗躍していた魔物「リオウ」は、スパイ役の魔物「ザルチム」から不審者の報告を受けていた。迫っているのは8体の魔物。一番近いのはガッシュたち5人、次に近いのがゼオウ、そして清麿たちに戦いを挑んだこともある魔物の「アース」とそのパートナー「エリー」、最後はウマゴン&サンビームとの決着を望む「カルディオ」とそのパートナー「サウザー」だ。ウマゴンの接近を感知して追って来たというカルディオ&サウザーを除き、全員がファウードの存在を知ってやって来ていたのである。

ザルチムによると、彼らとは違う第三の存在が清麿やガッシュたちにファウードのことを教えたらしい…。つまり、少なくとも清麿たちの元に現われたメッセンジャーとその背後にも、別の何者かがいる…ということになる。だが今はその正体を突き止めることもできず、リオウは二組の刺客を清麿たちに差し向けることにした。そしてパラシュートでファウードに降下した彼らを地上から攻撃し、清麿・ガッシュ・フォルゴレ・キャンチョメ組、恵・ティオ・サンビーム・ウマゴン・エル組に分散させたのである。そんな中、早くも清麿たちのチームがキース&ベルンのバトルに突入してしまった!!