第 11 話 2003/06/15 無敵フォルゴレ!

脚本
大和屋暁
演出
角銅博之
作画監督
伊藤智子
美術監督
清水哲弘

熱を出した清麿のためにガッシュが魚を捕って戻ってくると、清麿は何故かいつもより優しかった。しかし何かが違う。それもそのはず、その清麿は魔物が化けた偽者だったのだ!化けていた魔物の名はキャンチョメ。パートナーと共に遥々イタリアからやって来て、清麿を捕らえまんまと偽者に成りすましていたのだ。・・・が、キャンチョメの本の持ち主・フォルゴレは清麿を捕まえた後どこかに行ってしまったらしく、キャンチョメは一人取り残されていたのだ。

なかなか戻って来ないフォルゴレ。妙な敵に戦う気にもなれない清麿とガッシュ。とそこへ颯爽とフォルゴレが現われた!!ポーズを決めて立っているフォルゴレに駆け寄るキャンチョメ。清麿が今まで何をしていたのかと話を振ったとたん、フォルゴレは清麿を無視してマイペースに事を進めだし、挙句踊りだす・・・。ガッシュがつられて踊っているのを見た清麿、油断はならぬとノリノリなフォルゴレにザケルが炸裂。あっけなくダウンしてしまう。

そろそろ本当に降参しないかと清麿がいうと、カチンときたらしいフォルゴレはよろとろ立ち上がり魔本を開く。ついに戦いが始まるのか?輝きだす魔本・・・「ポルク!」呪文を唱えるとキャンチョメは大砲に変わる!ところがその大砲は姿が化けられるだけで玉は出ないというもの。とんでもなく見掛け倒しなフォルゴレとキャンチョメであった。

キャンチョメは、ガッシュになら勝てるだろうと日本までやってきたのだ。諦めようと言うフォルゴレにも屈しず戦おうとするキャンチョメの本が光り、新しい術が発動する!!しかし、それはキャンチョメ自身が小さくなってしまう術だった・・・。ガッシュの「ジケルド」であっという間につかまって勝敗が決する。負けたにもかかわらず「また来るよー」と笑顔で退場していったフォルゴレ達。一体なんだったのかと呆気にとられながらも悪い奴らではなかったな、と思う清麿だった。