公演のみどころ

安部なつみさん独占インタビュー

長編アニメ映画の『白蛇伝』は、ご覧になったことがありますか?
このミュージカルが決まって、DVDをいただいて観ました。現代のアニメとかとはまったく違って、映像もそうですけど、今CGだったりとか、結構映像的にもどんどん進化してリアルになってきてる中、自分にとっても新鮮で、その中に流れている音楽とか、衣装だとか、動物たちとか、なんか楽しいなって、くぎ付けになってしまって。 いろんなみどころがあったので、楽しかったですね。
二役(白素貞/白娘)を演じることについて、役作りなどで気をつけられていることはありますか?
白娘はやはり女性らしく、台詞も品のある感じだったり、白素貞は逆に男っぽく、強い戦士のように演じています。
今回のミュージカル『白蛇伝』のみどころをおしえてください。
自分にとって、右近さんとか彩輝さんとか喜之助さんとか仁科さんとか、普段一緒にステージに立てないような方たちばかりが一緒で、すごく新鮮だというのもあります。 演出や仕掛けも全て新しい感じがするんですね。わたしはすごいそれを感じていて…。
今までにないミュージカルをみなさんにお届けできるんじゃないかなって思います。
今回共演される方々と、お話はしましたか?
稽古時間も限られてるので、みなさん集中していて。自分の出てないシーンでも、わたしは正面の椅子に座ってずっと見てたりとかするんですね。この方はどんな風にお芝居するのかなとか、今は見ていてる段階で…。たわいもない話もしますけど…でも、右近さんは緊張なさってます、初のミュージカルなので。普段スーパー歌舞伎とか、歌舞伎界の方なので、このようなメロディーの歌を歌うのも初めてということで、「緊張する」とおっしゃっていました。
ミュージカル『白蛇伝』のひとつのメインに白娘と許仙の恋愛があると思うんですが、白蛇族と人間たちのように住む世界の違う者同士の恋愛に関して、今回演じらる上で感じられた部分はありますか?
そうですねぇ。周りに止められたり、邪魔されたり色々あっても、やっぱりその気持ちが打ち勝つというか、そのまっすぐな心、信念を突き通す、そういうのって普通に私たちが生活していてもあることだと思うんですね。
揺るぎないものというか、こういうまっすぐなものって、本物は伝わるなぁって思いますね。
ミュージカルをご覧になる見るみなさんに対してメッセージをください。
今回のミュージカルは、今までにないミュージカル。演出とか衣装だったり、共演者のみなさまもそうですけど、すべてが自分にとって新鮮で、演じてて楽しいです。
やっぱり一番は見に来てくれた方に、何かを持って帰って欲しいなと思っていて、それは感動だったりとか、元気になったりとか、なんでもいいんですけど、やっぱりそれが一番なんですね。
自分も楽しむことも大事だけど、やっぱり「楽しかったな〜、見てよかったな〜。このミュージカル。」と、そういう風に感じて欲しいので、是非、楽しみに来て欲しいなって思います。
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