Yes!プリキュア5

毎週日曜日あさ8時30分から放送!
トップ ストーリー スタッフ&キャスト キャラクター 各話あらすじ 次回予告
 

各話あらすじ

第 6 話 『プリキュア5(ファイヴ)全員集合!』 2007/03/11
脚本:村山功  演出:関佳広  作画:篁馨 東美帆  美術:行信三 増田竜太郎 

水無月かれんは落ち込んでいた。のぞみの誘いを受け、ようやくプリキュアになる決意をした矢先。青色の蝶は出現したものの、まるで拒否されるように消失してしまったのである。これまで生徒会長としてどんな事でもこなして来たかれんにとって、それは初めての挫折だった。「結局、生徒会長である私がやらなきゃダメ」…そう思っていたのに、自分はのぞみたちを助けることができなかった…。一方ののぞみたちも、かれんに起こった出来事に戸惑いを隠せずにいた。やはり、新しい仲間を探すしかないのか…?

かれんが落ち込んでいた頃、のぞみたちは、かれんの世話係である『じいや』から、彼女が密かに抱える孤独の理由を告白されていた。思えば彼女は、幼い頃からずっと周囲に気を使い続けてきた…。演奏会で世界各国を飛び回る両親を心配させまいと、寂しさをグッとこらえて来たのである。もし自分が「早く帰ってきて」とワガママを言えば、両親だけではなく、両親の演奏を楽しみにしている世界中のファンを悲しませる事になるだろう…。だからガマンしなくちゃ。本心では、一日でも早く両親に帰ってきてもらいたい、甘えたいと願っているのに…。

だが、のぞみたちと接している時のかれんは、そんな寂しさも吹き飛ばすような笑顔を見せていた。あれは、じいやでも見た事のないような輝く笑顔。だからじいやは、のぞみたちに頭を下げる。これからも仲良くして下さい…と。しかし今のかれんでは、仲良くするどころか、のぞみたちと一緒にいる事さえ辛いらしい。プリキュアになれず、彼女たちを助けられなかったのが負い目になっていたのだ。それでも、のぞみだけは諦めずにかれんを仲間にしようと熱心に話しかける。「もう決めたから」…それが、プリキュアに誘う理由。

のぞみは、かれんの寂しさ、優しさ、両親を愛する心を最初から見抜いていた。そんな彼女と接していたから、かれんも心を開くことができた。ようやく戻る、心からの笑顔。それが彼女の心を変えたのか、ブンビーとコワイナーが現れると、今度こそ心から仲間たちを救いたいと願い、ついに五人目のプリキュアへと変身を遂げる!! 生徒会長という立場ではない。絆で結ばれた仲間の一人として…。ようやく全員集合したプリキュアたちは、華麗な連携プレーでコワイナーを撃破。ブンビーを退散させ、奪われていたピンキーを奪回する。さあ、次はココの親友を復活させる番だ!!

(C)ABC・東映アニメーション
各話あらすじ一覧へ