Yes!プリキュア5

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各話あらすじ

第 43 話 『こまちの決意とナッツの未来』 2007/12/09
脚本:村山 功  演出:西尾大介  作画:奥山美佳  美術:井芹達朗 

書き始めた恋愛小説のラストシーンに納得がいかず、悩んでいるこまち。かれんはそんなこまちを心配して、ナッツに相談するように進めます。でもこまちは赤くなって、自分で考えるからいいと言うのでした。それは今書いている恋愛小説のモデルが、自分とナッツだったからです。内容を話したら自分の気持ちがわかってしまうことを恐れたこまちは、誰にも相談できずに一人で考え込んでしまうのでした。そして勢いで書き始めたこの小説を書くんじゃなかったと後悔までするようになってしまいます。そんなこまちを見てかれんは、「こまちが変わればラストも変わる」と、励ますのでした。

一方、こまちが心配なのぞみは、ナッツに積極的にアドバイスするように言います。でもナッツはこまちが相談してこないのにお節介はできないと、のぞみの意見に反対しました。でもそう言いながらナッツは、公園のベンチに一人で考えごとをしているこまちの前に現れます。本当はナッツもこまちのことが心配だったのでした。ナッツはいつでも相談に乗るからと優しく言うと、みんなも心配しているとこまちを励まします。それを聞いて、こまちは自分のことばかり考えてみんなに迷惑をかけたことに気付き、涙を流すのでした。そんなこまちに、ナッツはのぞみのようにもっと能天気になるようにアドバイスします。

笑顔を取り戻して、ようやく元気になったこまち。でもそこへ黒い仮面を渡されそうになって、後がなくなってしまったハデーニャが現われました。しかも捕まえたピンキーを仮面によってコワイナーに変えてしまいます。のぞみたちも駆けつけて、プリキュアに変身して戦いますが、必死になって戦うハデーニャは手ごわくて苦戦するのでした。キュアミントはナッツを守れない自分の無力さを嘆きます。しかしキュアドリームたちはナッツの夢は自分たちの夢、だから自分のために頑張るんだと言いました。それを聞いてミントは、自分の考え違いに気付くのでした。

ピンキーを救うため、コワイナーの仮面に集中攻撃を仕掛け、救い出すことに成功するドリームたち。一方、ミントも自分が後悔しないためにも全力で戦います。その気持ちに応えるかのように、プリキュアシンフォニーが輝きを放ち、見たこともないスゴイ力を発揮してハデーニャを退けるのでした。戦いが終わって、一人図書室で働くこまちは、ひとまず小説を書くのは止めることにしたとかれんに言います。でもそれはあせらずに、自分が納得するラストシーンを思いつくのを待つためでした。もうこまちの顔には悩みのない、いつもの表情が戻っていたのでした。

(C)ABC・東映アニメーション
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