Yes!プリキュア5

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各話あらすじ

第 34 話 『ミルクを守れ!白馬の騎士かれん』 2007/09/30
脚本:佐藤勝一  演出:大塚隆史  作画:河野宏之  美術:行信三 増田竜太郎 

白馬に乗ってさっそうと乗馬を楽しむかれん。ここはかれんの家にある乗馬用のコースで、もちろんかれんの乗っている白馬のチャーリーもこの家に一緒に住んでいるのです。そんなかれんの華麗な姿を見て、のぞみは思わず白馬に乗った王子様を連想し、お姫様になった自分を迎えにやって来た王子様のココを想像しました。そうやってみんなが楽しんでいる中、いつもと違っておとなしいミルク。みんなに進められてかれんと一緒にチャーリーに乗ろうとしますが突然倒れてしまいます。驚いてミルクにふれたかれんは、そのあまりの高熱にビックリするのでした。

ミルクの病気は人間でいうところの風邪のようなものでしたが、パルミエ王国では薬ではなく、キャッピーというピンキーの力によって治していた病気だったのです。いまだに見つかっていないそのキャッピーを見つけるため、手分けをして街中を捜しまわるのぞみたち。一人残ったかれんは、熱で苦しむミルクのお世話をするためにじいやから病人の看病の仕方を教わります。慣れない手つきながら懸命に看護をするかれんの想いが通じたのか、徐々に安らかな表情になっていくミルク。しかし急に雲行きが怪しく変わっていきます。それはドリームコレットを奪いにハデーニャが現れたからでした。

馬具に取り付いて誕生した馬のようなコワイナーに乗って攻撃を仕掛けるハデーニャ。キュアアクアはミルクを守るため、たった一人でこの強敵を相手にしますが、その力に圧倒されます。そこへキャッピーを見つけたのぞみたちが戻ってきました。しかし全員集合したプリキュア5ですらハデーニャとコワイナーのコンビに苦戦してしまいます。そんな時キュアアクアのもとにチャーリーが現れました。キュアアクアは愛馬チャーリーにまたがると、水の刃を剣にしたプリキュアシンフォニーを手に持って、ふたたびハデーニャとコワイナーに向かって戦いを挑みました。

人馬一体となって挑んだキュアアクアとチャーリーの息の合った攻撃の前に敵はいません。コワイナーは見事に倒され、ハデーニャも捨て台詞を残して逃げ去ります。そしてキャッピーの力によってミルクの病気も一瞬で治り、ミルクはいつもどおり元気を取り戻しました。ホッとしたところで、じいやがお茶とお菓子を用意したと聞いて部屋を飛び出すのぞみたち。かれんと二人っきりになったミルクは、一生懸命に自分を看病してくれたこと、ナイトメアから必死に守ってくれたことのお礼をかれんに言います。そんなミルクを見てかれんはニッコリと微笑むのでした。

(C)ABC・東映アニメーション
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