去る10月末日都内某所にてアニメ「釣りバカ日誌」の完成披露試写会が行われました。
会場には関係者はじめ多くのマスコミの方も会場に足を運んでいただき、改めて「釣りバカ」の人気そして関心の高さを感じ、スタッフ一同身を引き締めなおした瞬間でもありました。
以下、テレビ朝日アナウンサーの下平さやかさん進行のもと行われた当日の会見をレポートしますので、原作の先生や役を演じる声優さんの意気込みを感じて取ってください。


やまさき十三氏
今回初めて、オープニング曲の作詞をしました。今まで希望はしていたのに、なかなか実現しなかった事なので、まさか通ると思っていなかった(笑)。今回、プロの方に手伝っていただきながらですが、明るい演歌というのを心がけて作りました。はじめてのくせに知らぬ強みで言わせてもらえば、素人の強みというのを出せたかなぁと・・・。

北見けんいち氏

完成した映像を見はじめてから最初の15分はドキドキして、画面を見ることばっかリに集中して、内容がまったく頭に入らなかった。20何年前に自分が苦労して作ったキャラクターが画面で動いているのを見て、とにかく感動しました。後半にようやく落ち着いて、声優さんの声が耳に入って楽しめました。声についてはこれから回を重ねる毎にみなさんに認知されていくものだと思います。僕はアニメのキャラクターにはぴったし合っていると感じています。



進行(下平さやか氏)
そんなご意見の後、声優のお二人に質問です(笑)。
出来上がった作品を見ての率直な感想は?


山寺宏一氏
原作の先生方を横に・・・何ていうんですか・・・うまく言葉は見つかりませんが裁判受けてるみたいでした。先生が長年かけて作り上げ、ほんとにたくさんの皆様に愛されているキャラクターに声を入れるという事で、すごく緊張しました。それから、西田敏行さんって僕の憧れてる俳優さんなんですよ(笑)。

大塚周夫氏
何十年この仕事をやっていますけど、自分の声を聞くのが一番嫌なんです(笑)。連続ものの第一回目というのが何をやるにも手探りで一番大変なんです。今日は1話の試写ですけど2話3話とどんどんよくなるので、出来れば今日もそちらを見て判断してもらいたかったなぁ。

最後に西田敏行さん演じる映画の影響は?なんて意地悪な質問も飛びましたが、映画は映画、アニメはアニメとして考え、声優さんはじめスタッフ一同、一丸となって「映画のテイストも残しつつ?」違ったものを作りあげていくとコメントを頂きました。
アニメ版「釣りバカ日誌」いかがなものか。とにかく11月2日の放映を観て皆様自身で感じてください。

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