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第 96 話 『うまさ宇宙級!実食メテオガーリック!』

2013/03/17 放送

脚本:村山 功  演出:佐藤宏幸  作画:石井ゆみこ  美術:今野慎一 

修行食材・メテオガーリックを求めて、トリコと小松、ココは、地下料理界のボス・ライブベアラーとカードゲームで勝負することに。慣れないゲームでの戦いに加え、ライブベアラーのイカサマもあって苦戦を強いられるトリコら。しかしココの作戦によって起死回生、トリコチームは見事に逆転勝利を収め、グルメカジノに保管されていたメテオガーリックを手に入れるのだった。さっそく調理すべく、ノッキングされて身動きが取れないライブベアラーと共に厨房へ向かう小松。だが、いざ取りかかってみると、皮一枚を剥くにも苦労する有様…。それもそのはず、メテオガーリックもまた特殊調理食材であり、一筋縄では食べる事ができないのだ。
いったいどうやって調理すれば…。そう悩む小松をライブベアラーがあざ笑う。しかし、それでも小松は試行錯誤を繰り返しながら、一歩ずつメテオガーリックの調理手順を見出していくのだった。と、その時、調理に夢中になっていた小松の腕をライブベアラーが掴み取った。いつの間にかノッキングが解けてしまっていたのだ。青ざめる小松。だがライブベアラーは襲い来るどころか、小松に次の調理手順を手解きし始めるのだった。悪に染まっていたライブベアラーだったが、熱心に料理へ取り組む小松を見て、かつての純真な自分を思い出したのだ。かくして小松とライブベアラー、二人で力を合わせて、メテオガーリックの鉄板焼きが遂に完成!
グルメカジノの展望レストランで、メテオガーリックを囲むトリコら。やがて鉄板に熱せられたメテオガーリックが、夜空に打ち上がって弾け飛ぶ。その様はまるで流星(メテオ)のよう。そして程なくしてトリコらの前に小さな果肉が落ちてきた。この小粒こそがメテオガーリックの可食部分なのだ。アツアツほくほくの実を前に、皆で手を合わせていただきます! と一口食べるや否や、メテオガーリックの強力な滋養強壮効果で、一同の体がムキムキの筋肉にビルドアップ。中でも取り分け、凄まじいパワーアップを果たしたのはココだった。なんとメテオガーリックはココに適合する食材だったのだ。
ともかく、こうしてトリコは無事に目的を果たすことが出来た。残すはココの目的…、美食神アカシアのドリンク・アトムの手がかりだ。するとライブベアラーが、それを知る人物に心当たりがあるという。その者の名はジダル王国・国王専属料理人ジョア。全てが謎に包まれた闇の料理人らしい。ジョアに会うため、トリコらはさっそく王宮へと乗り込んでいく。だが、なんと宮殿はもぬけのカラ。理由はわからないが、ジョアとジダル王はとっくに国を捨てて何処かへ去ってしまっていたのだ。なるほど、確かにジョアは謎の人物のようだ。…さて一方、時を少し遡ってグルメ界では、IGO会長・一龍が美食會のアジトに単身乗り込んでいた…!

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