各話あらすじ

第 93 話 『食うか食われるか!トリコVS般若パンダ!』

2013/02/10 放送

脚本:村 功  演出:小山保徳  作画:舘直樹  美術:今野慎一 

修行食材・メテオガーリックを手に入れるため、神経衰弱に似たカードゲーム・グルメテイスティングで、地下料理界のボス・ライブベアラーと戦うことになったトリコと小松、ココ。一行はゲーム担当にココ、調理に小松、そして完食にトリコと役割を分担し、ライブベアラーに挑む。だが敵はゲームを熟知している事に加え、実はイカサマまで使ってきており、得点は開く一方…。6ターン目を終えて、その点差はなんと850ポイントまで離されてしまった。しかし、遂にトリコチームも全てのカードを把握し、いよいよ反撃を開始する。その第一手として、7ターン目、ココがヒットさせたカードは250ポイントの猛獣・般若パンダであった。
グルメテイスティングは食材を完食しない限りポイントが手に入らない。つまりトリコらは、般若パンダを倒して捕獲しなければならないのだ。だが般若パンダはレベル80を誇る猛獣だ。捕獲すべくトリコが戦いを挑むも、必殺の18連釘パンチでさえ倒すには至らない。久しい強敵を前に、トリコはこれまでの修行で培った直観力を解放する。そして死闘の末、36連ツイン釘パンチで何とか捕獲に成功するのだった。その後は調理・完食も無事に終わり、トリコらは大きくポイントを挽回。しかも般若パンダはジョーカーカードなので、更に点差を詰めるチャンス!なんとジョーカーには一回だけ、両者の手持ちカードを自由に交換する効果があるのだ。
当然トリコらはライブベアラーが持つ最高点カードをもらい、200ポイントを追加獲得する。そしてこちらが出すのは10点のハズレ…と思いきや、ココが選んだのは高得点の太陽酒・サマーウィスキーだった。いったい何故?首を傾げるギャラリーであったが、実はこれはココの作戦なのだ。このまま残りカードを全て取れるなら逆転勝利も可能だが、手番が交互に移る以上それは現実的ではない。つまり残された道は、敵をリタイアさせるしかないのだ。だが、酒豪でも必ず酔い潰れる太陽酒を、ライブベアラーは悠々と完食してしまう。しかも、アルコール分解作用を持つチーズ白菜をツマミにするという小松の案まで真似されてしまう始末…。
このターン、トリコらはあと2回までカードを取得する事ができる。しかしココは、先の戦いで疲労したトリコを休ませる為に、残りを放棄してライブベアラーへとターンを移すのだった。だが、それをあざ笑うかのように、わざとアウトを取ってココに順番を戻してくるライブベアラー。瞬間、ここからが正念場と、ココの目に気迫がみなぎった。立て続けにカードをヒットさせ、ダイナマイトンボ30点、トロルチーズ10点を共に取得。そしてこのターン、最後にココが選んだのは10ポイントのジョーカー、超特殊調理食材・ニトロチェリーであった。調理に失敗すれば体内で爆発する、超がつくほど危険な食材だ。だがコレを食べなければ勝ち目はない…!

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