各話あらすじ

第 9 話 『受け継がれるもの!活性、グルメ細胞!』

2011/05/29 放送

脚本:田口智子  演出:暮田公平  作画:山室直儀  美術:野村正信 

闘技場に現れたGTロボにより重傷を負ったマンサムだったが、何事もなかったかのように酒を体にかけて傷を治す。だが、同じく攻撃を受けた母親バトルウルフは致命傷を負ってしまい、残りの命を子供バトルウルフへの愛情に注いでいた。さらに母ウルフに攻撃しようとするGTロボだったが、リンの発射したエンドルフィンスモークが煙幕となり、その姿を見失ってしまう。GTロボのことを知らない小松にマンサムは、本来は人間の踏み込めない危険な場所に行くことが目的だったものを、美食會が悪用していることを教えた。
GTロボに対して怒りをあらわにするトリコ。無益な殺生が誰よりも嫌いなトリコにとって、GTロボが母ウルフを手にかけたことは絶対に許せないことだったのだ。トリコは今回は捕獲ではなく駆除だと言うと、目にも止まらぬスピードでGTロボに攻撃を仕掛ける。だが、全身を頑丈な材質で覆っているGTロボにはトリコの攻撃でさえ通用しない。せせら笑うGTロボにトリコ渾身の5連釘パンチがさく裂するが、大したダメージにならなかった。逆に今日すでに5連釘パンチを3発放っているトリコの右腕は限界を迎えてしまう。
トリコはGTロボとの決着をつけるべく、わざとGTロボを挑発して必殺のレーザー砲の発射態勢を取らせる。そこへ左腕からの一点集中5連アイスピック釘パンチを放った。その威力に行動不能になるGTロボ。だが、GTロボはトリコを道連れに自爆しようとする。しかし、これに気づいたマンサムは警備システムでGTロボの動きを止めた。GTロボから脱出したコアアンテナもマンサムのパートナーであるハイアンパンサーのリッキーにより破壊される。悔しがるGTロボの操縦者ベイだったが、美食會の目的は別にあったのだ…
最期までバトルウルフの誇りを持って立ったまま死んでいく母ウルフ。子ウルフはその仇を討ってくれたトリコになつき始める。トリコは子ウルフにテリークロスと名付け、一緒に行動することにした。こうして事件も一件落着、マンサムはみんなをねぎらうため自分のフルコースでもてなす。だが、GTロボの目的がリーガルマンモス捕獲のための囮役だったことに気づきあわてる。そんなマンサムにリンは自分の兄のサニーがすでにリーガルマンモスを捕獲したことを伝えた。たったひとりでリーガルマンモスを捕獲した四天王のサニーとは一体どんな人物なのだろうか?

各話あらすじ一覧へ