各話あらすじ

第 5 話 『洞窟の死闘! 撃て、5連釘パンチ!』

2011/05/01 放送

脚本:田口智子  演出:暮田公平  作画:山崎展義  美術:野村正信 

深海の珍味と呼ばれるフグ鯨を求め、生還率0.1%の洞窟に挑んだトリコたち。その前に立ちふさがったのは伝説の魔獣デビル大蛇だった。襲い来るデビル大蛇の腕をフォークで叩き斬るトリコだったが、その斬り落とされた腕は瞬時に再生してしまう。おどろくトリコに、ココはこの場を自分にまかせ、消えてしまった小松を捜すように言った。だが、トリコはココに小松のことは大丈夫だと言うと、デビル大蛇に死相は見えるか?と聞く。死相は見えないと言うココに、トリコはひとりではもて余すのだからふたりで戦おうと言った。
そのころ、小松は卑怯な美食屋に連れ去られていた。この先で待ち構えている野獣の目をそらすため、小松を囮に使おうというのだ。一方、デビル大蛇は、トリコの威嚇もココの毒にも怯まず襲ってきた。ナイフの威力を学習して身体の強度を変え、髪の毛から猛毒を撒き散らし大暴れだ。ココはささいな熱でも感知する3つのピット器官を持っているからこそ、暗闇でもデビル大蛇は的確な攻撃ができるとその強さを分析する。それを聞いたトリコは、ピット器官を封じ込めて動きさえ止まれば、自分には秘策があると不敵に笑う。
時間が必要なトリコの秘策のため、ココはデビル大蛇の動きを止めるべくひとりで戦う。毒によってデビル大蛇の3つのピット器官を封じ込めたココ。だが、デビル大蛇のピット器官を隠してあっただけでまだあったのだ。隙を突かれたココは、デビル大蛇の無数の髪の毛から毒を体内に送り込まれてしまう。心配するトリコを制し、ココは瞬時のうちにデビル大蛇の毒に対しての抗体を作って見せる。そして、今度は自分の毒をデビル大蛇に送り込んで、一気に形勢を逆転させた。ココの毒に苦しみ、ついに動きを止めるデビル大蛇。
準備を終えたトリコがついに動き出した。ココはようやくデビル大蛇に死相が見えたと安心する。そして、トリコの秘策である5連釘パンチがさく裂、流石のデビル大蛇も倒されてしまう。激しい戦いも終わり、のんびりとデビル大蛇の肉をどうやって運ぶか考えているトリコに、消えてしまった小松を一刻も早く探すべきだと訴えるココ。しかし、トリコは小松には秘密兵器を渡していると余裕の表情だ。そのころ、小松を連れ去った美食屋の前に、もう一匹のデビル大蛇が姿を現していた。はたして小松の運命は? そしてトリコの渡した秘密兵器とは?

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