各話あらすじ

第 34 話 『絶対絶命!トミーロッド本気モード炸裂!』

2011/11/27 放送

脚本:村山 功  演出:えんどうてつや  作画:香川 久  美術:野村正信 

寄生昆虫を生み出せなくなったトミーロッドが、ついに自分自身で戦うべく戦闘態勢に入った。昆虫を生み出すさいに邪魔で隠していた牙をむき出しにしてトリコに襲いかかるトミー。その鋭い牙の威力と、羽根を使った素早い動きに流石のトリコも防戦一方だ。しかもトミーはその素早さを生かし、自分の体を分身させてトリコを襲った。その攻撃の前に左指を失ってしまうトリコだったが、その代わりにトミーの片方の羽根を奪うことに成功する。この戦いは無傷では終われない。そう考えたトリコの捨て身の一撃が炸裂したのだ。
素早い動きを封じられたトミーだったが、今度は口から昆虫の卵を高速で次々に吐き出してトリコを攻撃する。シバリングによって高温高熱化した卵がトリコに触れた瞬間、水蒸気爆発を起こす。しかし、その攻撃を無視して接近したトリコは、12連釘パンチをトミーに炸裂させた。吹き飛ぶトミーだったが、そのダメージは決定的なものではない。トミーの逆襲により左腕を失うトリコ。だが、トリコは自分のダメージを気にもせず、渾身の13連釘パンチをトミーめがけて放つ。その一撃を食らい、流石のトミーも吹き飛ばされた。
トリコとトミーの激しい戦いは、下にいた小松たちにも影響していた。このままではグルメショーウインドーが崩壊すると思った鉄平は、持っていた種を投げる。種はあっという間に成長し、プロテクトツリーになって天井を支えた。鉄平はこの事態を収拾するべく、上で戦うトリコとトミーのもとへ向かう。その戦いも最終局面を迎えていた。13連釘パンチの影響で動かなくなってしまうトリコの右腕。攻撃する手段を失ったトリコに対して、トミーはウエイトを取り外して、本来の姿へと変わっていた。絶体絶命におちいるトリコ。
そのころ、小松は落石によりティナと分断されるが、センチュリースープのある場所を見つけた。だが、美食會の小型GTロボにも発見され、スープを奪われてしまう。一方、真の力を発揮したトミーの前に、反撃もできないトリコ。薄れゆく意識の中、トリコはトミーの体の傷に気づく。傷をつけた一撃を思い出したトリコは、もう一度その攻撃をトミーに放った。その一撃はトミーの右腕を吹き飛ばす。それはトリコが足から放った攻撃、レッグナイフだった。続けてレッグフォークを放ったトリコだったが、そこで力尽き倒れてしまう。怒りの反撃に出ようとしたトミーだったが、そこへ鉄平が現れて戦いを止めた!

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