各話あらすじ

第 30 話 『感謝と誇り!滝丸、渾身の栓抜きショット!』

2011/10/30 放送

脚本:田口智子  演出:うえだひでひと  作画:山崎正和/宮井加奈  美術:野村正信 

センチュリースープ捕獲のため、トリコたちに戦いを任せて小松はひとり先を急ぐ。初めてトリコから真剣に頼まれたこともあって、小松も決意を新たにスープのある場所へ向かっていた。。だが、そこには覆面をした謎の青年が先に到着していたのである。おどろく小松だったが、青年は背後に迫ってきた寄生昆虫たちを倒してくれた。さらに、この大陸から無事に帰りたければ、何もしゃべらないほうがいいと忠告する。そんなふたりを監視するように近づく小さな寄生昆虫。その背中にはミクロサイズのGTロボが乗っていた。
突然、トミーロッドがウォールペンギンを寄生昆虫で攻撃した。親を一瞬で倒して子供にまで襲いかかる寄生昆虫だったが、トリコたちの攻撃で未然にふさがれる。あまりに残虐なそのやり方に怒り心頭のマッチのマシンガンを合図変わりに、ついにトリコたちと美食會の戦いが始まった。滝丸の先制攻撃を浴びながら、ボギーウッズは体代わりに使っていたグルメSPから抜け出し、ついにその真の姿を現す。ボギーは人の体に潜り込んで、その肉体を自由に操る能力を持っていたのだ。次は滝丸の肉体をもらうと不敵に笑うボギー。
そのころ、マンサムの指令でアイスヘルに向かっていたココは、何故かその途中で節乃のもとへやって来ていた。節乃に何かをたずねるココ。一方、激しい戦いの中で隠していた左目をあらわにする滝丸。ボギーはその左目を見て呪われているというと、目的を変更して滝丸に容赦ない攻撃を仕掛ける。その攻撃の前に一度は倒れた滝丸だったが、不屈の闘志で立ち上がると、自分の左目に対しての誇りをボギーにぶつけた。渾身の栓抜きショットで背骨を外されるボギー。だが、何故かボギーにはダメージがなく、滝丸は呆然とする。
ボギーの体の骨は常人とは異なるばかりか、関節も普通より多い特異体質だったのだ。関節を外されても大してダメージにならないボギーは、滝丸にとってもっとも相性の悪い相手だった。自分の手をカマと分銅に変えたボギーは、鎖鎌のような攻撃で滝丸に痛恨の一撃を浴びせる。その攻撃で倒れた滝丸は、薄れゆく意識の中で大切な人のことを思い出していた。自分のことを大事にしてくれた大切な存在、グルメ騎士のリーダー愛丸。その優しい笑顔を思い出した滝丸は、倒されてもふたたび立ち上がった。その恩義に報いるためにも、滝丸は最後の力を振り絞ってボギーに挑む!

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