各話あらすじ

第 3 話 『芳醇なる七色の果汁!虹の実をとれ!』

2011/04/17 放送

脚本:村山 功  演出:中尾幸彦  作画:香川久/山室直儀  美術:野村正信 

グルメ中央卸売場にやって来た小松は、販売人と口論する女性を見かけた。その女性の名前はティナ、グルメTVのグルメキャスターだ。そこへとらえた獲物を競りに出すため、トリコがやって来た。カリスマ美食屋であるトリコに取材をしようと、ティナは勇んで声をかける。だが、それを小松と一緒に来た男に止められた。男はIGO開発局のヨハネス、トリコにある依頼するためにここへやって来たのだ。ティナを遠ざけたヨハネスは、幻の果実『虹の実』が実ったことをトリコに伝えた。それを聞きトリコの目の色が変わる。
虹の実が栽培されているIGO第8ビオトープにやって来たトリコと小松。ふたりを迎えたのは凶暴なトロルコングが威嚇するドラミングの音だった。虹の実の匂いに誘われて近づく動物たちを獲物にするため、内部ではトロルコングが縄張りを作っていたのだ。トリコはトロルコングを威嚇し返すべく、分厚い壁を釘パンチで破壊して中へと入る。だが、トロルコングはトリコの隙をつき襲ってきた。しかし、トリコはノッキングでトロルコングを眠らせ事なきを得る。凶暴なトロルコングが倒れて小松はひと安心するのだったが…
トロルコングは一匹だけではなかった。群れをなすトロルコングを見て死を覚悟する小松。トリコは小松を背負い、トロルコングの群れを強硬突破しようとする。ノッキングで倒れていくトロルコングだったが、ひるまずトリコを襲う。それは入口のトロルコングに匂いをつけられたトリコを格下だと思っているからだ。そして不意の攻撃を受け、トリコはトロルコングに捕まってしまう。だが、間一髪のところで降って来た雨により、トリコについたトロルコングの匂いが消えた。すかさずトリコは威嚇でトロルコングの動きを止める。
完全に匂いを雨で流したトリコは、小松が発見したトロルコングのボスを目指して堂々と近づいた。群れはトリコの威嚇によって完全に動きを止め、ボスは敗北を認めておとなしくなる。こうしてトロルコングとの激しい戦いに静かな決着をつけたトリコは、無事に虹の実を手に入れた。数日後、小松の店で手に入れた虹の実を食べたトリコはその美味しさに衝撃を覚え、自分の人生のフルコースメニューに加えることを決める。そのころ、とある占い屋でひとりの男がぼやいていた。左目の下に3本傷のある男…それはトリコのことなのか?

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