各話あらすじ

第 26 話 『美食屋軍団の挑戦! 上陸、極寒の地獄!』

2011/10/02 放送

脚本:田口智子  演出:中尾幸彦  作画:本田敬一  美術:野村正信 

センチュリースープを求めてトリコと小松は大富豪カーネルの用意した砕氷船でアイスヘルへと向かう。その途中、猛獣たちを何とか撃退した美食屋達の前に、新たな危機が迫って来た。船よりも巨大な氷が突如、落下してきたのだ。だが、トリコはこの危機をものともせず、5連釘パンチで氷を木端微塵に砕いてしまう。トリコの超人的能力に歓喜の声を上げる一同。そして船は目的地に到着、現地まではヘリで2回に分けて運ぶことになった。トリコはもちろん第一陣を希望、小松、マッチ、滝丸、ゾンゲ、ティナも一緒に出発する。
ヘリの中では、危険な場所にまで同行するカーネルを感心する小松に、トリコは「来ていない」と意味深な言葉を残していた。やがてヘリはアイスヘルの手前で着陸、この先は行けないと第一陣のメンバーを下ろす。トリコたちは氷壁を登り、アイスヘルへと向かう。一方、船の中ではカーネル護衛のSPたちが全滅していた。そこへ現れた覆面をした謎の人物に、カーネルは誰でもいいからスープを手に入れれば金は払うと言い放つ。そのころ、崖を上ってアイスヘルに到着したトリコたちの前に、思いがけないものが待ち受けていた。
トリコたちの前にいたのは、氷の世界の番人ツンドラドラゴンだ。だが、ドラゴンは凍りつき、すでに息絶えていた。番人のドラゴンが凍るという異常な状況に、美食屋たちはこれからの冒険が厳しいものになることを痛感する。トリコは第一陣の美食屋たちを集め、なるべく固まって行動することにした。しかし、自分の考えに絶対の自信を持つゾンゲは別な方法で進むことを決め、トリコを見失ってしまったティナも一緒に行動することになる。そのころ、不気味な笑いを浮かべるカーネルに見送られ、第二陣が船から出発した。
台風のように吹きすさぶブリザード、氷でできた刃サスツルギと、美食屋たちに過酷な試練が続く。みんなの疲労が心配になったトリコは氷を削って穴倉を作り、そこで休憩を取ることにした。小松たちを休ませている間、トリコはひとり見張りに立って、次の脅威に警戒する。そのころ、第二陣を乗せたヘリが到着、そこには何故かカーネルのSPが乗り込んでいた。SPは凍りついていたバリーガモンを起こす。起き上がったバリーガモンは、SPをボギーウッズと呼んだ。そして凍りついていたドラゴンの中から、美食會の副料理長であるトミーロッドが現れた。ついに美食會がスープ奪取に動き出したのだ!

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