各話あらすじ

第 23 話 『食事の遊園地! 満腹都市グルメタウン!』

2011/09/11 放送

脚本:村山 功  演出:深澤敏則  作画:袴田裕二  美術:野村正信 

満腹都市グルメタウンにやって来たトリコと小松。一方、美食會ではクロマドの招集を、宝石の肉捕獲失敗だと考えたスタージュンが責任はすべて自分にあると認めていた。すべてはトリコの力を試したことだと分析するスタージュンに、遅れて現れたグリンパーチもトリコの可能性を見たくなる気持ちがわかると同意する。クロマドは集まったメンバーたちに、自分たちのグルメ細胞をトリコのように進化させるため、新たなグルメ食材を手に入れるよう命令した。それを聞いた第2支部長のユーは、気になるスープの存在を伝える。
世界中の食べ物が集まっているというグルメタウンの料理の数々を、トリコと小松は端から楽しんでいく。だが、トリコは入ったときに感じた謎の威圧感や、やたら美食屋が目につくことを気にしていた。トリコの目的はここである人と出会うことだったが、時間にまだ余裕があることから小松の願いでグルメデパートへと向かった。所狭しと並べられている最高級の調理用具に目を輝かせる小松。しかし、そこへ突如、警備員に追われていたグルメ強盗団が現れた。グルメ強盗団に捕まった小松は、逃げるための人質になってしまう。
グルメ強盗団に捕まった小松を助けようとその後を追ったトリコだったが、人ごみにまぎれてしまい強盗のひとりを見失ってしまう。しかし、ひとりの老婆が偶然にも強盗を倒し、小松を助けた。その老婆こそトリコが待ち合わせしていた人物、世界に4人しかいない美食人間国宝の節乃だったのだ。料理人として数々の偉業を成し遂げた節乃の料理を食べることが、トリコがグルメタウンにやって来た目的だった。気分次第で店を開けるという節乃の料理を食べるため、トリコでさえ4年も待ったという話に小松はただおどろくばかり。
節乃の店に向かう途中、ひょんなことから節乃が昔組んでいた美食屋がノッキングマスター次郎だったと聞き、トリコと小松はおどろく。節乃もまた、次郎が小松を救ったという話を興味深く聞くのだった。ようやく到着した節乃の店が、中心から離れた何の変哲もない食堂でおどろく小松。中に入ってみても、店の雰囲気や調理器具も普通で呆気にとられる。だが、トリコからどこにでもある普通の道具で美味しい料理を出すのが節乃流だと教えられ、小松は納得する。そして、いよいよ料理の準備に取り掛かる節乃。はたして伝説のスープ、センチュリースープとは一体どんな料理なのか?

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