各話あらすじ

第 22 話 『狂気の圧力! グリンパーチ対トリコ!』

2011/09/04 放送

脚本:村山 功  演出:暮田公平  作画:林 祐己/渡邊巧大  美術:野村正信 

宝石の肉を食べたことで進化を遂げたトリコの技。だが、謎の男は余裕の表情をくずさなかった。それは遠距離まで攻撃可能になったトリコの技だったが、威力なら自分のほうが上だと思っていたからだ。それを証明するかのように、先ほどより攻撃力の高いブレスミサイルを謎の男が放った。その威力は周囲の風景を変えてしまうほどだ。しかし、この攻撃のすきを突いて、トリコは謎の男に接近し、ナイフで巨大ストローを叩き斬る。すべては謎の男を挑発し、周りが見えなくなるほどの攻撃をさせたトリコの作戦だったのだ。
巨大ストローを壊され、ついに本気を出すかに思えた謎の男だったが、美食會からの呼び出しに撤退を決める。しばらくするとBBコーンをまるごと一本かかえたジャックエレファントが現れ、謎の男はそれに乗って去っていく。去り際に謎の男は、自分が美食會の副料理長グリンパーチだと名乗った。グリンパーチが去っていく姿を見て戻って来たテリーと一緒に、トリコは自分たちももっと強くなろうと決意をあらたにする。去りゆくグリンパーチもまた、もっと強くなったトリコとの再戦を望んで奇怪な笑い声をあげていた。
サミットの晩さん会では、小松の到着を待ちきれないウーメンがコックに命じ、未完成のソースをバブリートロにかけて出そうとしていた。しかし、ドヘムが口に入れようとしたその瞬間、小松が晩さん会に現れる。小松はすぐに捕獲したウールスターソースの実でソースを作ってバブリートロにかけたが、タイムリミットに間に合わず料理は泡となって消えてしまう。このままではサミットは失敗だと苦悩する小松だったが、ココが代わりのバブリートロを持ってやって来た。さらにトリコも現れ、小松は気を取り直して料理に挑む。
トリコの持ってきたウール火山の塩を加えて、バブリートロにかけるソースは完成した。さっそく味わったドヘムは、その美味しさに満足する。成長の早いウールジャングルのもととなっているウール火山の塩分が、バブリートロの熟成を促進させ、ちょうどいい美味しさで料理を完成させたのだ。満足したドヘムはIGOを信用、その法案の可決に賛成する。トリコの持ってきたBBコーンのポップコーンを食べながら喜びを分かち合う一同。そのころ、美食會では料理長のクロマドが、なかなか集まらないメンバーにいら立っていた。クロマドが美食會のメンバーを集めたその目的とは何か?

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