各話あらすじ

第 17 話 『超トリコ、怒りの拳! これが最強の釘パンチ!』

2011/07/31 放送

脚本:田口智子  演出:中尾幸彦  作画:爲我井克美  美術:野村正信 

宝石の肉、ジュエルミートを食べてパワーアップしたトリコが、スタージュンGTロボの前に現れた。勢いに勝るトリコはGTロボに、痛みを感じないようにする圧覚超過を解除して対等に戦うように挑発する。スタージュンは進化したトリコの実力を知るため、あえて挑発に乗って圧覚超過を解除して戦いに挑む。こうして戦いが始まったが、トリコの連発する技の数々にGTロボはただ圧倒されるばかりだった。敗北を悟ったスタージュンに、今度は生身で戦うことを約束して、トリコはとどめの10連釘パンチでGTロボを粉砕する。
GTロボを粉砕して宝石の肉を無事に捕獲したトリコは、リンもまだ生きていたことを知って、小松たちと一緒にリーガルマンモスの体の外へと脱出した。そこに待っていたココとサニーと合流したトリコたちは、おたがいの無事を喜んだ。テリーも苦戦の末、オブサウルスを手なずけて戻ってきた。子供のリーガルマンモスもキッスが連れて来て親と再会、冒険も無事に終わったかに思えたが、親リーガルマンモスの怒りは収まらない。もう戦う力が残っていないトリコたちは、必死の形相でリーガルマンモスから逃げ出すのだった。
重傷を負ったリンが目を覚ました。死線を乗り越えたグルメ細胞の活性化におどろくヨハネス。そのころ、マンサムの前にひとりの男が現れていた。男の名は茂松、IGOの副会長だ。はたしてその目的とは何か? 一方、テーブルの前で待ち構えるトリコたちの前へ、宝石の肉が運び込まれた。冒険の疲れをいやすべく、すべての食材に感謝をこめて宝石の肉を口にするみんな。その部位ごとにまったく異なる歯ごたえや味わいは、そこにいるみんなを感動させた。そのうえ宝石の肉の効果で、みんなの体はピカピカに光ってしまう。
あらためて味わった宝石の肉の美味しさに感動したトリコは、自分の人生のフルコースの肉料理に加えることを決める。だが、それにサニーが待ったをかけた。グルメ細胞の相性からか、トリコ以上に光り輝いているサニーは、宝石の肉を自分の人生のフルコースのメインディッシュに加えると言いだしたのだ。一歩も譲る気のないトリコとサニーに、小松はふたりの人生のフルコースに入れてもいいじゃないかと説得するが、かぶるのは嫌だとふたりは納得しない。かくして、トリコとサニーの言い争いが続く中、ほかのみんなは宝石の肉の美味しさを楽しむのだった。

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