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第 143 話 『驚愕!黒幕“ジョア”の正体!!』

2014/02/23 放送

脚本:高橋洋一  演出:田中智也  作画:山﨑展義  美術:今野慎一 

IGOと美食會の全面戦争が激しさを増すなか、戦場であるクッキングスタジアムに突如として現れた闇の料理人…、ジョア!美食神アカシアの料理人・フローゼが使っていた包丁『シンデレラ』を振るい、闇の技を自在に操る謎の人物である。その強さは圧倒的で、ジョアの前にはクッキングフェスに集まった凄腕料理人たちも赤子同然、グルメ人間国宝・節乃でさえ太刀打ちできなかった。更にジョアは、ゼブラが倒したグルメ界の怪物・ニトロを蘇らせ、自らの手駒として操り始めた。絶体絶命の大ピンチ…! だがそこへ、アカシアの三弟子の一人、伝説のノッキングマスター・次郎が助けに現れた!
次郎は襲い来るニトロをデコピンの一撃で吹き飛ばし、続けてその豪腕を大地へと叩きつけた。グランドノッキング…、周囲の存在を全てノッキングしてしまう凄まじい大技である。その威力は、地球の自転にさえ影響を及ぼし、天変地異を引き起こすほど!さすが、かつては暴獣・二狼(じろう)と異名をとっただけのことはある。しかし、そのグランドノッキングでさえ、ジョアの動きを止めることはできなかった。とは言え、対する次郎も世界で三指に入る実力者。わずかな隙をついてジョアの懐まで潜り込み、その素顔を暴いてみせた! いよいよ白日の下にさらされたジョアの正体。だがその顔は、なんとフローゼに瓜二つのものだった…!
まさか本当に、神の料理人フローゼなのか…?真実を確かめるべく、合体技をジョアに仕掛ける次郎と節乃。その名も、昇狼ギネスパンチ! 星をも食らう威力の超必殺技だ。だが次の瞬間、ジョアの姿が化け物のように変化し、ギネスパンチをかき消した。その変身は間違いなく、アカシアのフルコースを食べ、グルメ細胞を完全にコントロールした証であった。そして、アカシアとフローゼ以外にフルコースを食べた者はいないはず…。ということは、やはりジョアはフローゼなのだろうか? だがジョアの変身は、フローゼのソレとは全く異なるカタチを成していた。果たして、ジョアとは一体何者なのか…!?
一同の狼狽をよそに、反撃を仕掛けてくるジョア!その猛攻に、手痛い傷を負ってしまう節乃と次郎…。そして遂に、ジョアのトドメの一撃が放たれた。もはやこれまで…、だがその時、突然ジョアの斬撃が打ち落とされた。それはまさしく必殺・キャノンフォーク! そう、間一髪、トリコが駆け付けたのだ! そして、美食會の副料理長・スタージュンも。二人は凶悪なジョアの気配を察して決闘を預け、スタジアムに急ぎ戻って来たのである。しかし、そんなトリコらの前に、ジョアの闇技・テイストチェンジによって人格を変えられてしまった再生屋・鉄平が立ち塞がった!

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