各話あらすじ

第 142 話 『史上最大の敵! “ジョア”出現!!』

2014/02/16 放送

脚本:田口智子  演出:広嶋秀樹  作画:榎本勝紀  美術:今野慎一 

料理人たちを連れ去るため、クッキングフェスティバルを襲撃してきた美食會の大軍団! 対し、防衛に打って出たIGO。ところが、そこへ更に第三の勢力、闇の組織・NEO(ネオ)が動きだした。不意を突かれ、大きく戦力を削がれるIGO、美食會の両陣営。混迷を極めていく戦局…、その一方で、トリコは美食會の副料理長・スタージュンと対決! 一度はピンチに追いやられたトリコだったが、イメージの力で技を強化する“アルティメットルーティーン”を駆使し、巻き返していく。しかしスタージュンは、これでようやく五分になったと不敵に笑い、刀にも似た包丁・バーナーナイフを抜き放つのであった…!
炎と共に放たれるスタージュンの斬撃! その鋭さにトリコは驚愕する。なんとスタージュンはアルティメットルーティーンを、早くも真似て使いこなし始めたのだ。しかし、ひるんでいる暇はない。揺るぎなき勝利のイメージを描き、次々と新必殺技を繰り出していくトリコ。その凄まじいパワーは、バーナーナイフを叩き折るほど! だが、スタージュンも負けじとパンチを返していく! 両者、ボロボロになりながらも遂に決着の一撃を振りかぶり…、しかし拳はすんでの所で止められた。突如としてスタジアムの方角に現れた、何か。その脅威の気配が、トリコとスタージュンを戦慄させたのだ…!
トリコらが感じ取った不吉は、程なくしてスタジアムへと降り立った。それはNEOの一員…、闇の料理人・ジョア! そして、ジョアの傍らには再生屋の鉄平が付き従っていた。なんと鉄平は、ジョアが使う闇の技・テイストチェンジによって、人格を変えられてしまっていたのだ。現れたジョアの放つ不気味な迫力に圧倒される人々…。その中で節乃は、ジョアの包丁を見て驚愕する。それは伝説の包丁・シンデレラ。美食神アカシアの料理人・フローゼが使っていた物だったのだ! なぜ、フローゼの包丁をジョアが…? 節乃は問い詰めようとするが、ジョアはそれを許さず、節乃へ向けて斬撃を振り下ろすのだった!
とっさに自らの専用包丁を取り出し、ジョアの攻撃を受け流す節乃。直後、その余波は衝撃となって海をも割った。恐るべき威力である。しかも、これで終わりではない。更にジョアは闇技のひとつ・蘇生切りで、倒れていたニトロを復活させ節乃へとけしかけた。迎え撃とうとする節乃。しかし、その足が動かない。なんと操られた鉄平が縛り樹を放ち、節乃の足を絡め取っていたのだ。身動きできない節乃に、ニトロの凶爪が襲いかかる…! だがその時、突如として何者かが駆け付け、ニトロを吹き飛ばした。現れたのは、髪をリーゼントに固めた老人。美食神アカシアの三弟子の一人、伝説のノッキングマスター・次郎!

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