各話あらすじ

第 136 話 『最悪の切り札! グルメ界の怪物“ニトロ”』

2014/01/05 放送

脚本:田口智子  演出:田中智也  作画:山﨑展義  美術:今野慎一 

四年に一度の食の祭典・クッキングフェスティバルのさなか、突如として現れた美食會の大軍団! IGOは防衛を試みるも、途切れぬ猛攻に戦火はやがてスタジアムまで及んでいく…。次々と襲い来る美食會の軍勢に対し、立ち向かう料理人やグルメ騎士、グルメマフィアら。そしてトリコは小松を守るため、美食會の副料理長である宿敵・スタージュンと対決。必殺技に次ぐ必殺技の連続攻撃で、まずはスタージュンに大ダメージを与えることに成功するのだった。だが、戦いはまだまだこれから。命を賭けた二人の宿命対決は、ますますヒートアップしていく!
フライングフォーク、ツイン・キャノンフォーク、フライングナイフの連打、そしてツイン・レッグブーメラン! 正にフルコースと言わんばかりに、更に必殺技で攻め立てていくトリコ。その凄まじいラッシュは、スタージュンにダメージを与えるに充分。だが…、同時にトリコの体には、大技を立て続けに使った反動が確実に蓄積されつつあった…。一方、激闘はスタジアムでも繰り広げられていた。料理人たちと美食會の軍勢が戦っているのだ。その攻防は一進一退ながら、わずかにIGOが優勢であった。だがその時、戦場に新たな影が舞い降りた。美食會の援軍がやって来たのだ!
現れた敵は、GTロボに瓜二つ。その凶悪にして不吉な姿に、息を飲む小松。それは、かつてグルメピラミッドで出会った恐ろしい怪物…。そう、美食會の援軍は、グルメ界に棲む化け物・ニトロだったのだ! ニトロの登場により、戦局は一転。その圧倒的な強さの前に、次々と倒れ、捕らえられていく料理人たち…。グルメ界への侵攻を目論む美食會は、フェスに集まった一流料理人たちを残らず連れ去ろうとしているのである。加えて、新たなる脅威はニトロだけではなかった。食義をも身に付けた強力な灰汁獣(あくじゅう)までもが姿を現したのだ。こいつらは今までの猛獣とは違って、一筋縄ではいかない。本当の死闘はこれから始まるのだ…!
そして、四天王・ココの前には、美食會の副料理長・グリンパーチが立ち塞がっていた。ココが放ったマシンガンポイズンの毒弾を吸い飲み、これっぽっちじゃまるで足りないとねだるグリンパーチ。ココの毒は、一滴で骨さえ残らず溶けてしまうほどの劇毒なのに…。なんとグリンパーチは、特殊なストローで何でも吸い込んでしまう怪人なのだ。ならば、と今度は必殺技・ポイズンドレッシングで、大量の猛毒をお見舞いするココ。だがグリンパーチは、それさえも一瞬で飲み干してしまうのだった。刺激的な毒をもっと飲ませてくれよ…、グリンパーチの顔に不気味な笑みが浮かぶ!

各話あらすじ一覧へ