各話あらすじ

第 117 話 『トリコ新たなる危機 忍び寄る四獣の本体!!』

2013/08/18 放送

脚本:村山 功  演出:祝 浩司  作画:爲我井克美  美術:今野慎一 

グルメ界に眠る四体の怪物“四獣”が、数百年ぶりに目を覚まし、人間界へと侵攻を開始した。捕獲レベル100を優に超える四獣には、国際連合軍の近代兵器もまるで歯が立たない。圧倒的な戦力差に絶望する人類…。だがその時、それぞれの四獣の前にトリコら美食屋四天王が立ち塞がった。繰り広げられるトリコたちvs四獣、一対一同士の激しいバトル! すさまじい強さを誇る四獣だが、食義と直観を身に付けた四天王だって負けてはいない。一進一退の攻防を経て、戦いはますますヒートアップ! そしてトリコらの新必殺技が、今、炸裂する!!
四獣“牙王”へ、渾身のレッグナイフを放つトリコ。素早い牙王には避けられてしまうが、これを迎え撃つは、新必殺技・キャノンフォーク! 威力に難のあったフライングフォークを幾重にも集約させ、パワーアップさせた進化技だ。そして更に、牙王の後方には避けたはずのナイフが舞い戻って来ていた。先のレッグナイフも、これまでとは別物だったのだ。食義と直観により繊細なコントロールが可能となった追尾型のナイフ…、その名もレッグブーメラン! 新必殺技による前後の同時攻撃で、トリコは見事に牙王を撃破するのだった。そして同様に、他の四天王の戦いも決着がつきつつあった!
ココは、形を変化させて無効化できなくさせる新毒・ポイズンウイルスを、四獣“インバイトデス”に撃ち込んでいた。そして光速の毒槍・モウルドスピアで、その巨体を貫いてフィニッシュ! サニーは、四獣“キングオクトパスコング”の動きを完全に封じ込めていた。触覚を敵の体内に侵入させて自由を奪う新技・ヘアマリオネットの効果である。そしてスーパーフライ返しによって威力を増幅させた、スーパーヘアショットで決着! ゼブラは、パンチの威力に音の振動を乗せ、敵を内部から破壊する恐ろしい技・ビートパンチを、四獣“マウントタートル”に食らわせるのだった!
新必殺技で完全勝利を果たした四天王。だが、四獣の様子が何やらおかしい…。と、その時、トリコらの元へ小松から連絡が入った。IGO会長・一龍のメッセージビデオによると、なんと四獣は四匹ではなく、一匹の猛獣なのだという。今戦っている四獣は単なる手足にすぎず、本体が別に存在するというのだ…! 真相を知って驚くトリコたち。そして次の瞬間、そのスキをついて、倒れていた四獣が次々と地中に潜って逃げ出した。奴らの向かう先は人間界の中央地帯…、人々が避難しているフードパーク! トリコらは大急ぎで逃げた四獣を追いかけるのだった。だがその頃、フードパークでは地下から四獣の本体がその恐ろしい姿を現していた…!

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