各話あらすじ

第 116 話 『トリコ・ココ・サニー・ゼブラ 四天王、嵐の猛攻!!』

2013/08/11 放送

脚本:高橋洋一  演出:境 宗久  作画:舘 直樹  美術:今野慎一 

グルメ界に眠る四匹の怪物“四獣”が、数百年ぶりに目を覚まし、人間界へと侵攻を開始した。これに対し、IGOは非常事態宣言を発令。加えて、国際連合軍が迎撃に出動する。しかし近代兵器では、四獣に傷ひとつ付けることさえ出来なかった。圧倒的な戦力差に絶望する人類。だがその時、四獣の前にトリコら美食屋四天王が立ち塞がった。対峙する四天王と四獣。ゼブラvs四獣“マウントタートル”! ココvs四獣“インバイトデス”! サニーvs四獣“キングオクトパスコング”! そしてトリコvs四獣“牙王”! 人類の存亡を賭けた戦いが、いよいよ始まった!!
食義を極め、シャボンフルーツでグルメ細胞のレベルアップを遂げて、以前よりも大幅に強くなったトリコたち。だが、そんな四天王であっても、四獣は一筋縄ではいかぬ相手であった。何しろ四獣の捕獲レベルは、いずれも100を優に超えるのだ。トリコの必殺技・36連ツイン釘パンチも、ココのポイズンアーマー&ポイズンソードも、サニーの30万本ヘアパンチも、ゼブラのボイスミサイルも、四獣にはほとんどダメージを与えることが出来なかった。それどころか、今まで本気を出していなかったのか、四獣はますますパワーアップ…! すさまじい反撃がトリコらに襲いかかる!
四獣の激しい攻撃によって、立ちのぼる噴煙…。美食屋四天王でさえも、四獣を止めることは出来ないのか。戦いをテレビ中継で見ていた人々から、悲痛な声が上がる。だが、しかし! 土煙の向こうから現れたトリコらの姿は、全くの無傷であった…! 四天王は四獣の反撃を見事に防いでいたのだ! 今まで本気を出していなかったのは、四獣だけでなく、トリコらも同様だったのである。戦いはこれからだと、ココは、食義によって進化した新たなポイズンアーマーを身にまとう。サニーは髪の毛を100万本にまで増やし、ゼブラは新必殺技・ボイス流星群を放つ! そしてトリコもまた、食義と直観により生まれた新たな必殺技を構えるのだった!
一方その頃。巻き込まれないよう遠方で戦いを見守っていた小松とリンは、パソコンを開いていた。少しでも四天王の助けになれるよう、途中で止めてしまった一龍の伝言の続きを見ようというのだ。もしかしたら四獣打倒のヒントがあるかもしれない。だが、そこで語られた言葉は驚くべき内容であった。なんと四獣は四匹ではなく、一匹の猛獣だという。今戦っている四獣は単なる手足にすぎず、別に本体が存在するというのだ。加えて、その四獣本体を裏で操っている人物がいるらしい。その黒幕こそが真の敵…! そして、そんな一龍の言葉を裏付けるように、人々が避難している人間界中央地帯、その地下深くでは不吉な影がうごめいていた…!

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