各話あらすじ

第 112 話 『伝説の蜂“インフィニ・ビー” トリコVS新型GTロボ』

2013/07/07 放送

脚本:村山 功  演出:角銅博之  作画:袴田裕二  美術:今野慎一 

食義を極め、第六の修行食材・シャボンフルーツの捕獲に成功したトリコと小松。襲撃に現れた美食會の刺客も見事に撃退! 二人は食林寺を後にし、再び日常の中へと戻っていくのだった。と、そんなトリコらの元へ、美食人間国宝の節乃が訪ねてきた。用件は、節乃の料理のお手伝い! 節乃特製の麺・全麺を作るのに使う食材を、手に入れて来て欲しいというのだ。全麺とは、ラーメン・うどん・パスタなど、全ての麺の美味さを併せ持ち、老若男女を問わず全ての人が惹かれるというスゴイ麺だ。そんな美味い料理の為とあらば断る理由はない。快諾した二人は、さっそく新たな食材捕獲の冒険へと向かうのであった。
全麺に必要な食材…、それは黄金色に光り輝く小麦・金色小麦(こんじきこむぎ)。詳細は不明だが、あの節乃が依頼してきたのだから、相当に厄介な食材なのだろう。実際、超特殊調理食材という話もある。さしずめ、節乃からの修行食材といった所か。食義の力を試すには丁度良い。だが、意気揚々としたトリコとは裏腹に、小松は何やら浮かない顔であった。小松は、自分の食義が不安なのだ。本物のシャボンフルーツを捕獲したのはトリコだけだったし、食林寺でそれを調理する機会もなかった。未だ食義習得の実感が得られず、それで不安になっているのである。そんな小松を励ますトリコ。この依頼をクリアすれば何か見えてくるに違いない、と。
そうして、トムの船に乗って、金色小麦があるという島へとやって来たトリコと小松。そこには過酷な環境もなく、危険な猛獣もおらず、二人はアッサリと金色小麦の捕獲を完了するのだった。あとはコレを持ち帰るだけ…、と思いきや、一行の前に美食會の新型GTロボが現れた! 問答無用で金色小麦の畑を焼き払おうとするGTロボ。トリコらは知る由もないが、実はここに、アカシアのスペシャルメニューに誘うという伝説の蜂“インフィニ・ビー”がやって来ているのだ。美食會はインフィニ・ビーをあぶり出し、捕獲する為だけに、この美しい金色小麦を消し去ろうとしているのである!
小麦畑を守るため、GTロボと戦うトリコ。だが新型は、パワー・スピード・防御力、どれを取っても旧型の比ではなかった。加えて、カメレオンのように姿を消す擬態能力まで持ち合わせている始末。そして更に、そのオペレーターは、美食會第2支部の支部長・ユー。美食會の中でも抜群の操縦技術を持つ実力者だ。ユーの駆る新型GTロボは、正に強力無比の一言であった。だが、食義を極めたトリコも負けてはいない。両者、一進一退の激しいバトル! トリコの実力を認めたユーは、遂にGTロボをフルパワーに。そして始動する新機能、“テレイグジスタンス・モード”…! 果たして、その能力とは…!?

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