各話あらすじ

第 11 話 『疾走、リーガル島! ジュエルミートを目指せ!』

2011/06/12 放送

脚本:村山 功  演出:角銅博之  作画:山﨑展義  美術:野村正信 

ロックドラムを捕獲し、その甲殻を手に入れたサニーは、リーガルマンモスの捕獲をトリコにまかせて帰ると言いだす。だが、そこへもう一匹のロックドラムが襲いかかって来た。サニーがノッキングを忘れていたのだ。かくして、ロックドラムの一撃でトリコとリンは猛獣たちが群がる白い森・ホワイトフォレストに飛ばされ、サニーと小松はクリーム松茸など珍しいキノコに囲まれたマッシュルームウッドへと飛ばされてしまう。その場に残されて呆然とするティナとテリーだったが、そこへ洞窟で見たものと同じGTロボが現れた。
クリーム松茸を真剣に調理する小松の姿を見て、サニーはそれまで軽んじてきた小松の評価を改め、興味を示し始める。一方、猛獣に囲まれたトリコは、リンのバトルフレグランスの力で興奮状態になり、威嚇だけで襲いかかる猛獣たちを撃退した。だが、GTロボを主人とあがめるオブサウルスだけは、トリコの威嚇にひるまず襲いかかる。やむを得ずオブサウルスと闘うことになるトリコ。そのころ、テリーはティナを背中に乗せ、トリコのもとへと急いでいた。現れたGTロボの脅威を一刻も早くトリコに知らせようと言うのだ。
マッシュルームウッドを抜け、いにしえの沼地へと足を踏み入れた小松とサニー。ここは太古のグルメ食材が眠る『食の博物館』と呼ばれる場所だ。サニーは無数の触角を使い、小松と一緒に水面を渡って行く。その途中、サニーはグルメ細胞のことを小松に教える。グルメ細胞とは特殊なクラゲから取れる特別な細胞で、人間に移植すると死の危険性もあるが、成功すると超人へとなれる細胞だった。さらに美味しいものを食べることで細胞を活性化させ、より強くなることもできるという。トリコたちの強さの秘密に納得する小松。
しかし、美食會はそのグルメ細胞を悪用、より強くなるためにグルメ食材を根こそぎ襲っているというのだ。GTロボにより無残な姿になった猛獣たちの姿を見て、サニーは怒りに震える。そのころ、オブサウルスとの戦いでふたたびバトルフレグランスを使ったトリコは、いちじるしく体力を消耗してしまう。このままではリーガルマンモスのいるリーガル高原までたどり着けない。だが、トリコの強さに負けを認めたオブサウルスはトリコを主人と認める。こうしてオブサウルスを従えたトリコとリンは、次なる難関『デビルアスレチック』へと向かうのだった。

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