各話あらすじ

第 10 話 『無敵の領域を持つ男!その名はサニー!』

2011/06/05 放送

脚本:村山 功  演出:志水淳児  作画:爲我井克美  美術:野村正信 

食宝と言われるリーガルマンモスを捕獲して四天王のサニーが戻って来るという。トリコたちはグルメ研究所の外でサニーの帰りを待つ。現れたサニーは、何と山のように巨大なリーガルマンモスを片手だけで軽々と持ち上げて帰って来た。その姿を見ておどろく小松に、トリコはサニーは片手だけで持ち上げていないことを教える。さらに触れてもいないトリコや妹リンの身体のことを正確に知っていたサニーに、小松はただ不思議がるばかり。だが、テリーだけがサニーが何をしたのかわかったらしく、ひとり離れて警戒していた。
だが、サニーが捕獲したリーガルマンモスは子供だった。この大きさでまだ子供かとおどろくみんなに、マンサムはふたたび捕獲に向かうよう指示を出す。そのころ、リーガルマンモス捕獲を狙ってGTロボを送り込んできた美食會第6支部にひとりの男がやって来た。その男の名はスタージュン、美食會副料理長のひとりだ。スタージュンはトリコの存在を聞くと、自らが捕獲のために出向くことを決める。一方、そんなことを知らないトリコたちは、黒草の草原の葉をグルメスパイザーなどで味付けして食べ、ノンビリと進んでいた。
そんなトリコたちの前にロックドラムが現れた。いきなり襲ってきたロックドラムに、トリコは得意の5連釘パンチを放つ。だが、コロシアムでの無理で右腕は疲れ切っているうえに、左腕はGTロボとの戦いに傷が癒えていない状態だった。そんなトリコを助けるテリー、それに対抗心を燃やしリンも自慢のフレグランスで戦う。しかし、誤ってロックドラムを興奮させてしまい、大ピンチを迎える。そのリンをサニーが救う。だが、サニーが戦ったのはリンを助けるためではなく、ロックドラムの甲殻に興味を持ったからだった。
ロックドラムの攻撃をそのまま跳ね返すサニー。そのさまにおどろく小松に、トリコはもっとサニーから離れるように言った。サニーの髪の先には触角があり、手足と同じような感覚があるばかりか、味の判別までできるセンサーの役割も持っているのだ。さらにその強度は抜群で、自分より巨大なものでさえ持ち上げるばかりか、相手をがんじがらめに縛ってしまうこともできるという。その通称『ダイニングキッチン』と呼ばれる範囲に入り、ロックドラムはあっけなく倒されてしまう。だがそのころ、リーガルマンモスを捕獲するため、スタージュンの操るGTロボがこの地に侵入していた。

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