スイートプリキュア♪

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スイートプリキュア♪各話あらすじ

あらすじ一覧
第 6 話
ガミガミ!お説教が生んだミラクルベルティエニャ♪
脚本:成田良美  演出:小川孝治 作画:高橋晃 美術:戸杉奈津子
2011/03/20放送
奏の弟、奏太のイタズラに奏はいつも怒ってばかり。しかしそんな奏太にも姉らしく心配をする奏の姿を見て、どこかうらやましそうな響。一人っ子の響は、奏と奏太のような兄弟に憧れていたのだ。そんな響は、奏太がいつも教室で一人でいるというアコに優しく声をかけているところを見かける。連れ立ってラッキースプーンへと帰ってきた奏太と響だったが、奏太を「手伝いもしないで」と叱りつける奏。奏太はいい子だとかばう響に、奏は「弟がいる苦労なんて、響にはわからない」と言ってしまう。一人っ子で寂しかった響は、奏の言葉にショックを受けその場を立ち去ってしまう。
ホワイトデーの日、学校から帰ってきた奏は、奏太がラッキースプーンの厨房でお菓子を作っているのを見る。奏太はホワイトデーのお返しに奏のためにカップケーキを作っていたのだ。しかしそうとは知らず、厨房を汚してろくな事をしないと奏太を怒る奏。姉ちゃんなんか大嫌いだ、と奏太が出て行った後には、奏太が奏のために一生懸命作った手作りのカップケーキが残されていた。奏太は姉思いの弟だ、という響の言葉に、奏はそのカップケーキを手に奏太を探しに町へ出る。その頃、セイレーンとトリオ・ザ・マイナーもまた、音符が足りない、とメフィストに叱られ町へ出ていた。
砂浜にいる奏太を探し出した奏だったが、姉ちゃんの顔なんかみたくない、と奏太に言われてしまう奏。すると奏太の作ったカップケーキに音符を見つけたセイレーンが、カップケーキをネガトーンにしてしまう。奏太の言葉に心を弱らせていたリズムは、思うように力が出ない。セイレーンは更に、泣き叫ぶ奏太を逃げさせないようにと、奏太が動けないようにしてしまう。リズムを奏太の元に行かせるようネガトーンに立ち向かうメロディ。リズムは奏太に、お姉さんは心配だからこそ弟を怒ってしまうのだ、と自分の素直な気持ちを伝える。すると奏太はようやく心を落ち着かせるのだった。
一人、必死にネガトーンと戦っていたメロディは、リズムと奏太に向かっていこうとするネガトーンの前に立ちはだかる。一人っ子で寂しい、というメロディの心の弱さにつけこもうとするセイレーンだったが、奏と奏太の持つ互いを思いやる心を守りたい、と言うメロディの気持ちがプリキュアの新しいパワー、ミラクルベルティエを生み出す。メロディはミラクルベルティエから放つ光でネガトーンを退けるのだった。奏と仲直りした奏太は、奏と、そしていつもお世話になっているという響に手作りカップケーキを差し出す。私たち三人はもう姉弟みたいなものだ、という奏の言葉に嬉しい気持ちになる響だった。

(C)ABC・東映アニメーション