スイートプリキュア♪

トップへもどる ニュースストーリースタッフ&キャストキャラクター各話あらすじグッズ情報スペシャル

スイートプリキュア♪各話あらすじ

あらすじ一覧
第 30 話
ワオーン! ヒーリングチェストの不思議ニャ!
脚本:成田良美  演出:田中裕太 作画:上野ケン 美術:戸杉奈津子
2011/09/11放送
ヒーリングチェストを持ち帰った響たち。そんなある日、テスト勉強をせずに寝てしまった響が慌ててクレッシェンドトーンに何とかして欲しいと頼み込む。しかしあっさり断るクレッシェンドトーン。アフロディテからヒーリングチェストは響たちの役に立つと聞いていた響たちだったが一体何の役に立つのかはわからないのだった。テストが始まる前に慌てていた響に、和音が不思議な話をする。夕べ犬の遠吠えがまるで音楽のように町中に響いていたというのだ。しかしテストにはまったく関係ない話で、響は結局テストが全然できなかったのだった。
一方、響たちがヒーリングチェストを持ち帰ったことを知ったメフィストは大いに驚くとともに、トリオ・ザ・マイナーに響からヒーリングチェストを奪ってくるように指示を出す。一方、テストの出来が悪かった響はすっかり落ち込んでしまうが、響を元気付けるように階段のステップがピアノの鍵盤のように鳴り響く。さらには体育の時間にも先生の笛がラッパの音のように鳴り響き、響は思わず笑顔になる。フェアリートーンたちがやったのかと思っていた響だったが、自分たちは何もやっていないと言うフェアリートーン。
調べの館にやってきた響たちは、誰も弾いていないパイプオルガンがひとりでに鳴っているのを見る。そこへ現れた音吉は、なんとクレッシェンドトーンと昔からの知り合いだった。そしてひとりでに鳴ったパイプオルガンも、学校での階段もラッパの音も、夕べの犬の遠吠えまで全てクレッシェンドトーンのやったことだった。楽しい音を聞けば響を元気付けることができると思ったと言うクレッシェンドトーン。クレッシェンドトーンはがんばっている人を応援したい、落ち込んでいる人は元気になってもらいたい、と言うのだった。
公園でも音の力で人々を笑顔にしてゆくクレッシェンドトーン。自分のことしか考えていなかったという響は、改めてみんなの励ましの気持ちに気づき、次のテストでがんばると笑顔を見せるのだった。そこへ現れたトリオ・ザ・マイナーが響のテストをネガトーンにしてしまう。プリキュアに変身した三人はメロディの心に反応したクレッシェンドトーンの力に助けられ、なんとかネガトーンを倒す。しかしせっかくのクレッシェンドトーンの力に応えきれなかった響は、ヒーリングチェストを使いこなすためにどう頑張ればいいのか、と悩んでしまうのだった。

(C)ABC・東映アニメーション