スイートプリキュア♪

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スイートプリキュア♪各話あらすじ

あらすじ一覧
第 3 話
ジャジャ~ン! 響は音楽嫌いニャ?
脚本:米村正二  演出:岩井隆央 作画:ポール・アンニョヌエボ/フランシス・カネダ 美術:斉藤優
2011/02/20放送
朝、響とハミィが眠っていると、大音量の音楽が聞こえてくる。響のお父さんで、中学校の音楽の先生でもある団がクラッシック音楽を聴いていたのだ。音楽が嫌い、と言う響は朝から音楽に起こされてとても不機嫌。学校へ行く途中、王子先輩に会う響は、王子先輩から団が指揮する今日の音楽王子隊のコンサートに誘われる。しかし、団が指揮するコンサートなんて響は余計に行きたくないのだ。そんな響が音楽をやめる、と言い出したのは小学校3年生のピアノ演奏会のときからだった。その時いったいなにがあったのか、と奏が聞いても、響はほっといて、と言うばかり。
響は家で一人、子供のころのことを思い出していた。お父さんの指揮、ヴァイオリニストのお母さんのヴァイオリン、そしてその中でピアノを弾く響。音楽一家の北条家に生まれた響は、小さい頃はお父さんとお母さんに褒められたくて一生懸命ピアノの練習をしていたのだ。思い出して一人、落ち込んでいる響の元にケーキを持ってやってくる奏とハミィ。小学校3年生のときの演奏会で何があったのか聞き出そうと来たのだ。響のピアノにミスはなかった、という奏。なのになぜ音楽を嫌いになってしまったのか……。響の音楽嫌いの原因を解決して、もう一度響のピアノが聞きたい、という奏の言葉に重い口を開く響。
小学校3年生の時、楽しみにしていた遊園地の予定が変わって、とつぜんピアノ演奏会に出ることになった響。それでもミスなく演奏した響だったが、団にほめてもらえるどころか、団はいつになくきびしい顔で、今日の響は演奏を奏でていない、と言ったのだった。そのことがショックで音楽が嫌いになった響。響は団に、才能がない、と言われたと思っているのだ。奏は響に、その時の団の言葉の意味をちゃんと聞きに行こう、と言う。自分の思いをきちんとぶつけてない、という奏の説得に「ここで決めなきゃ女がすたる!」と団が指揮するコンサートに行くことを決意する響。
響と奏がやってきたコンサート会場に、セイレーンとトリオ・ザ・マイナーが現われる。チェロをネガトーンにしたセイレーンたちは、悲しみのメロディで、観客を悲しい気持ちにしてしまう。響と奏がプリキュアになってネガトーンと戦う中、ネガトーンに団が立ち向かう。団は楽しげにピアノを弾いてみせ、それをきっかけに悲しんでいた観客も笑顔に変わっていく。団の姿を見て、ピアノ演奏会で嫌々ピアノを弾いていた自分に気付いたメロディ。見事、メロディとリズムはネガトーンを退け、音符を手に入れる。響は音楽を演奏することを楽しむ気持ちを団から教わり、音楽に向き合う気持ちになるのだった。

(C)ABC・東映アニメーション