謎の声の主であったクレッシェンドトーンから「メイジャーランドに来なさい」というメッセージを受け取った響は、弱りきったフェアリートーンを助けるため奏、エレン、ハミィとともにメイジャーランドへ。トリオ・ザ・マイナーは響たちを追おうとするが、メフィストになぜか放っておくように言われる。メイジャーランドについた響たちはアフロディテに対面。アフロディテからクレッシェンドトーンが全ての音を生み出す精霊であること、そしてクレッシェンドトーンが宿る伝説のアイテム、ヒーリングチェストが今、魔響の森に封印されており、それを取り戻してきてほしいと言われるのだった。

フェアリートーンを救いたいという気持ちの力でプリキュアに変身したメロディ、リズム、ビートはハミィとともにさっそく魔響の森の入り口へ。何も見えない入り口に顔を突っ込む一同はそのまま暗い闇の中に落ちていってしまう。たどり着いた魔響の森で、メロディ、リズム、ビートはそれぞれ一人ぼっちで目を覚ます。お互いを呼ぶが、返事はない。すると、メロディ、リズム、ビートそれぞれの前に現れる泥人形の魔物たち。「お前たちの力、とくと見せてもらおう」と空から不気味な声が聞こえると、泥人形の魔物がメロディたちに襲い掛かってくるのだった。

メロディに襲い掛かる泥人形の魔物、そして別の場所ではリズムに、さらに別の場所ではビートが魔物と戦っていた。「一人一人では何の力もない」と言う魔物に必死に立ち向かうメロディたち。それぞれが魔物を倒すと、続けて現れる不思議なヘッドフォンがプリキュアの耳にとりつき悪のノイズの響かせ始める。悪に心を奪われそうになる一同だったが、メロディがリズム、ビートに懸命に語りかけ三人は心を通わせるとヘッドフォンは消え去り、同じ森の中に立つ互いの姿を見る三人。すると今度はプリキュアの前に現れるキングゴーレム。キングゴーレムはハミィとフェアリートーンを捕らえていた。

手出しができないメロディたちは一方的にキングゴーレムに攻撃されてしまう。変身もとけ、倒れた響たちだが、キングゴーレムがハミィたちの命を軽んじたことを許せなかった。3人の心が通じ合うと、再びプリキュアに変身。決め技でキングゴーレムを圧倒！ついにヒーリングチェストを手に入れ、弱っていたフェアリートーンたちを助けることができたのだった。アフロディテにヒーリングチェストを託された響は、奏、エレン、ハミィ、フェアリートーンとともに加音町へ。アフロディテは「あの三人ならヒーリングチェストの力を使いこなせるかもしれない」と期待をこめて一同を見送るのだった。