各話あらすじ
第 37 話
れいかの悩み!清き心と清き一票!
2012/10/28放送
脚本:小林雄次 演出:土田豊 作画:フランシス・カネダ/アリエス・ナリオ 美術:田尻健一
誰よりも早く学校に来て、みんなに「おはよう」のあいさつをかけるれいか。みんなのことを誰よりも考えているれいかに、みゆきたちは次の生徒会長になってもらいたいと考えています。でも、れいかは次の生徒会長を決める選挙には出ないと言いだしました。れいかは、みんなに道を示すことができない自分には生徒会長は無理だと思っていたのです。残念に思うみゆきたち。そんなとき、3人の転校生が七色ヶ丘中学校にやって来ます。いかにも怪しいこの3人の転校生は、いきなり次の生徒会長になりたいと言い出すのでした。
最初は転校生が生徒会長になってもいいと思ったれいかでしたが、転校生たちがみんなに言うことを聞いてビックリしました。転校生たちは生徒会長になったら「宿題をなくす」「お菓子を授業中に食べてもいい」「学校にゲームや漫画を持ってきてもいい」と言い出したのです。そんなことを許してはいけないと、れいかは生徒会長選挙に出ることを決めました。でも、れいかはまだ自分が生徒会長として、みんなにどんな道を示したらいいか決めていなかったのです。そのことを転校生に言われ、れいかは深く悩んでしまうのでした。
いよいよ生徒会長選挙の日がやって来ました。みんなの前で最後の主張をするときです。でも、みんなは転校生たちの甘い言葉を信じて、れいかの言うことを聞いてくれません。しかし、転校生たちは転んだひょうしにアカオーニとマジョリーナになってしまいました。実は転校生たちはニンゲンニナ〜ルというワッペンで三幹部が変身した姿だったのです。変身がバレて逃げ出すアカオーニとマジョリーナ。ひとり残ったウルフルンはバッドエンド空間を作ってバッドエナジーを集め始めました。みゆきたちはプリキュアに変身します。
暴れるハイパーアカンベェを止めようとガンバるプリキュアたち。その途中、キュアビューティは自分の言葉が相手に届くまでキチンと話すことの大切さを仲間たちから教えてもらいました。こうしてハイパーアカンベェは浄化されましたが、ウルフルンは逃げ出さず、れいかと生徒会長の座をかけるために残ってしまいます。そして、れいかの主張が始まりました。厳しいながらも大切なことを訴えるれいかの言葉は、だんだんとみんなの心を動かしていき、最後には盛大な拍手が起こります。その結果、生徒会長はれいかに決まりました。みんなからの声援に、れいかは満面の笑みで応えるのです。