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第 11 話
プリキュアがチイサクナ〜ル!?

2012/04/15放送

脚本:成田良美 演出:黒田成美/三塚雅人 作画:なまためやすひろ 美術:戸杉奈津子

ある日、みゆきたちは不思議なこづちを見つけました。まるでおとぎ話の「一寸法師」に出てくるうちでのこづちみたいだと思い、キャンディがこづちを振ってみます。すると目の前にいたみゆきたちが姿を消しました。あわててみゆきたちをさがすキャンディ。でも、みゆきたちは姿を消したのではなく、豆つぶよりも小さくなっていたのでした。そして、小さくなったのは姿だけでなく、声も小さいのでキャンディにみゆきたちの声は届きません。実はこのこづち、マジョリーナが作ったチイサクナールという魔法道具だったのです。

みゆきたちがいなくなったと思ったキャンディは、あわててみんなをさがします。小さくなったみゆきたちは、何とかキャンディに気づいてもらおうと、その後を追いかけました。でも、小さくなったみゆきたちには、いつもの場所も危険でいっぱいです。大きな湖のような水たまり、まるで山のような階段、机と机の間も谷底のようでした。さらに草むらに入ったみゆきたちは、自分たちよりも大きくなった虫と出会います。その虫たちを見てビックリするなお。実はなおは大の虫嫌いで、見るだけでもダメになるほどだったのです。

チイサクナールをさがしていたマジョリーナは、キャンディが持っていたところを見つけました。そして、追いかけっこをしているとき、キャンディとマジョリーナは、小さくなっていたみゆきたちを見つけます。今ならプリキュアに勝てると思ったマジョリーナは虫からバッドエナジーを奪い、アカンベェを作りました。みゆきたちはプリキュアに変身しますが小さいままです。このままではやられてしまうと思いましたが、それに気づかなかったマジョリーナは、プリキュアのサイズと同じアカンベェを呼び出してしまいました。

虫たちにかまわず攻撃するアカンベェに、虫が苦手だったはずのキュアマーチが怒ります。小さくても虫だって生きているのです。虫たちを守るためマーチが大活躍、アカンベェを浄化しました。くやしがるマジョリーナでしたが、プリキュアが小さくなっていることに気づいてしまいます。今なら自分でも倒せると思ったマジョリーナは、思わずチイサクナールを振りました。すると、プリキュアはもとの大きさに戻ります。あわてて逃げ出すマジョリーナ。こうして、小さくなったみゆきたちの冒険は終わりました。少しは虫たちのことが理解できたなおでしたが、見るだけでもダメなのはあいかわらずみたいです。