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第 31 話 『 マジ決まり?健太の相方は誰!? 』 2006/09/10
脚本 清水東  演出 長峯達也    作画 青山充、爲我井克美    美術 行信三 
健太がお笑いコンビの相方募集を始めた!? 実は文化祭で漫才をさせてもらえることになり、コンビを組む相手が必要になったのである。だが、つまらないダジャレしか思いつかない健太に、そう簡単に相方ができるはずはない。そのせいか、プラカードを持って熱心に呼びかける姿も少し空しい…。それでも健太はメゲず、下校時間になっても必死に呼びかけ続けた。そこに通りかかる、学級委員の宮迫。健太は思わず助けを求める。「なあ、誰か知らない? 俺の漫才の相方をやれそうな奴。学級委員なんだから、いい奴紹介してよ~」
もともと宮迫は自分の意思を表現するのが苦手で、学級委員になるまでにも幾つかの迷いがあった。だがそれを子供たちへの朗読会で克服し、ようやく自分に自信をつけはじめたのである。そんな彼が、何と健太に見込まれてしまった!! 生真面目な宮迫と、ダジャレを連発する健太…。この、性格もキャラクターも正反対な二人が掛け合いを始めた途端、成り行きを見守っていた咲や舞、クラスの女子たちが突然吹き出し始める。…これってもしや、相性バツグンのコンビ!? 嫌がる宮迫を、健太はどうにか相方にできないかとアタックを試みるが…!?
「宮迫くんて、意外と面白いところがあるんだね。思い切って漫才…やってみればいいのに」…同じ学級委員の安藤加代にそう言われ、少しずつ乗り気になる宮迫。口ではコンビを否定するものの、「コンビ名の『健太と森の妖精達』に、僕の名前が入っていないじゃないか!!」と抗議するなど、何が何でも嫌というわけではなさそう…。そんな中、健太は、休みの日に路上ライブをしようと思いつく。観客は一般の通行人と、あらかじめ声をかけていた咲たちクラスの女子。最初はためらっていた宮迫も、ネタが始まると次第にエンジンがかかっていく…。
人を楽しませる喜びを感じ始めていた宮迫だったが、そこに水芸芸人に化けたミズ・シタターレが登場!! せっかくの路上ライブを台無しにしてしまった!! 咲と舞がプリキュアになってミズ・シタターレを撃退するものの、宮迫はこの一件で再びコンビを拒否。健太は新しい相方を探さなくてはならなくなる…。しかし咲たちの説得と、健太の必死の頼みで、ようやく正式にコンビを了解。「その代わり、ひとつ条件がある」…とコンビ名を新しくすることを提案し、文化祭に向けて本格的に走り出したのだった。