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第 22 話 『 恐怖のバルデス! 追いつめられたプリキュア 』 2005/07/10
脚本 清水東  演出 小村敏明  作画 東美帆  美術 杦浦正一郎
通知表も返ってきて、いよいよ待望の夏休み!! 親に通知表を見せなければならないことを除けば、今年の夏はひかりを加え、より楽しくなることは間違いなさそう。しかし前回、闇の勢力が『主』と仰ぐ少年とひかりが思いがけず出逢ってしまったことで、楽観できない状況が迫りつつあった。それに真っ先に気付いたのは、光の園にいた長老である。最初は妙な胸騒ぎに「気のせいであれば良いが…」と不安を感じていただけだったのだが、闇の戦士のひとりであるバルデスが乗り出したことで的中してしまった…。
「ものすごく強烈な闇の気配が迫ってきているメポ」…ポルンに続き、ミップルやメップルも、長老が感じたと同様の『気配』に震え始めていた。それは長老によると、「今だかつてない、巨大で強靭…闇の支配者を復活させようとする、大きな力」らしい。ただ事ではない状況を察したなぎさ・ほのか・ひかりは、ポルンたちの感覚を頼りにその場所へと駆けつけ、待ち受けていたバルデスと戦闘状態に入ってしまう。それは、これまでとは違う圧倒的なプレッシャーを放つ、油断ならない相手だった…。
バルデスの戦闘力は、これまでプリキュアたちが戦ったどの敵よりも圧倒的だった。軽々と片手でパワーを吸収されてしまった、マーブルスクリュー・マックス。そしてあっさりと受け止められる、エキストリーム・ルミナリオ。ダメージを与えるばかりか、手も足も出ない状況に、プリキュアもシャイニールミナスも戦慄をおぼえる。それでも幸運だったのは、2つの技を受けたバルデスが早々と撤退したこと…。光の力を受けすぎてパワー不足に陥ったらしいが、どちらに分があったかは一目瞭然だった。
「確かに…今度こそはヤバいかも」…これからの事を考えると、なぎさも思わずそう漏らさずにはいられなかった。それはハーティエルのシークンも認めることで、なぎさたちは一刻も早く対策を立てることが迫られる。そんな中、同じくハーティエルのインテリジェンは、あるヒントを示してくれた。それは、あの闇の勢力に対抗できるものかは判らないが、現状では唯一の手段…。「大いなる光の希望を求めし者、6つの柱に囲まれた、光り輝く大地に立つべし」…古文書に記されたその場所とは、かつてメップルがプリズムホーピッシュを落とした、あの「ひょうたん池」らしいが…!?
 
(C)ABC・東映アニメーション